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「店内で撃とうとしたが弾出なかった」拳銃故障で小銃に切り替えか 神戸山口組幹部射殺

11/29(金) 12:55配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された事件で、京都府警に銃刀法違反容疑などで現行犯逮捕された無職朝比奈久徳容疑者(52)=愛知県江南市=が、調べに対し「(発砲直前に訪れていた)飲食店内で古川幹部を拳銃で撃とうとしたが、弾が出なかった」などと供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。

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 不具合の可能性があるといい、兵庫県警は拳銃での銃撃に失敗した同容疑者が店外の車に用意していた自動小銃に切り替えたとみている。

 県警は29日午後にも同容疑者を殺人容疑で再逮捕する方針。身柄を県内に移送し、事件の背景を調べる。朝比奈容疑者は「(発砲は)自分でやった」などと関与を認めているという。

 捜査関係者によると、事件直前、古川幹部は親族が経営する飲食店におり、そこへ朝比奈容疑者が客として入ったとみられる。同容疑者は調べに、古川幹部が背中を見せたすきに拳銃を向けたが、何らかの理由で発射できなかったため店外に誘い出し、近くに止めていたレンタカーから自動小銃を取り出したと説明。その際、古川幹部に「車を駐車したい」と説明して店外に呼び出したという。

 朝比奈容疑者は京都市内で確保される直前、警察官に拳銃を突き付けたとされるが、発砲できず、自動小銃にも弾が残っていなかったため、抵抗しなかった可能性がある。捜査関係者によると、同容疑者は神戸山口組と対立している指定暴力団山口組系の元組員で、「別の神戸山口組の組員を狙うために京都に向かった」とも供述している。

 朝比奈容疑者は覚せい剤取締法違反罪で起訴され、射殺事件当時は保釈中だった。判決は29日に予定されていた。

最終更新:11/29(金) 13:05
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