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「ただ単に知ってほしい。ひと事じゃない」“孤独死の現場”をミニチュアで再現する遺品整理人

2019/11/29(金) 15:19配信

MBSニュース

「ただ単純に知ってほしい。孤独死とかごみ屋敷とか自殺とか起こっていることを。みんなに知ってもらって『これはひと事じゃない』と思ってもらえるか、と考えていたときに出合ったのがミニチュア。」(小島美羽さん)

仕事の合間に作った作品を2017年に、葬儀業界のイベント「エンディング産業展」で展示したところ、SNSで話題となり、2019年8月には『時が止まった部屋(原書房刊)』という本にもなった。

東京・台東区にある「Readin’ Writin’ BOOK STORE」で開かれたイベント。展示されたミニチュア作品を見た人たちは、その精巧な作りに驚き、自然と自分の暮らしを重ねる。

「自分の部屋をもっと整理しておこうと思いました、片付けてくれる人が大変だなと。生きているうちは必要でも、亡くなると必要ないものがほとんどなので。」(ミニチュアを見た人)
「普通だと怖がりで血だとかそういうものは見られないけど、素直に細かいところまで必死で見てしまうというか。ここに人がいて、本を読んで住んでいた、すごく素直に心の中に入った。」(ミニチュアを見た人)
「(自分の部屋との)共通点に気付くだけに、『どうしてここまでになったのかな』とも思います。(作品は)“自分ごと”にできるいい教科書、教材みたいな。」(ミニチュアを見た人)

小島さんは今「二世帯住宅」で起きた孤独死の現場を制作している。すぐ隣にいる家族の死に一週間気づかなかったという。

「近すぎるから大切なものなのにないがしろにするので、そういうものを改めて『大切にしなきゃな』と思ってもらえるようにできたらいいな。」(小島美羽さん)

(11月28日放送 MBSテレビ「ミント!」内『辻憲のBuzzリポ』より)

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最終更新:2019/11/29(金) 15:23
MBSニュース

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