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日鉄建材、「生活道路用柵」を拡販。鋼製打込式基礎で高施工性

11/29(金) 6:08配信

鉄鋼新聞

 日鉄建材(社長・中川智章氏)は生活道路用柵の拡販に注力する。専用の鋼製打込式基礎「ストラクベース」を開発し6月から販売。通学路など狭い道路へ設置する際にネックとなっていた大型のコンクリート基礎をコンパクトな鋼製基礎としたもので幅の狭い道路での施工に威力を発揮。施主やコンサルから高評価を受けた。これにより、従来は年間1件程度の受注だった生活道路用柵は半年で3~4件に伸長。直近でも東京・中野区の区道に「ストラクベース」を基礎とした生活道路用柵が採用され、施工延長68メートルを納入した。今後も都市部を中心に全国各地で積極的に拡販し、年間10件程度の受注を目指していく方針。
 生活道路用柵は通学路や生活道路で歩行者を保護する防護柵。同社では従来のコンクリートブロック基礎が一定の施工スペースと根入れ長さを要することが課題と捉え「ストラクベース」を開発。本製品の活用により幅の狭い道路での施工に加え、浅い部分に敷設された埋設物を避けて基礎を設置可能となる。ガードレール用打込機で打設可能で基礎設置時間は従来比約85%削減できる。その開発成果は今月行われた「第33回日本道路会議」で論文発表され、道路技術の向上と道路事業の促進へ寄与すると認められ優秀賞を受賞した。
 これまで生活道路用柵は柵と基礎部分の提案がバラバラだったが、基礎を考案したことで上・下部工を一体で提案可能となり、施主やコンサルなどもより採用しやすくなった。同社では「ストラクベース」のNETIS(国土交通省の新技術情報提供システム)への登録申請を進めるなど引き続き普及促進を図っていく方針。

最終更新:11/29(金) 6:08
鉄鋼新聞

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