ここから本文です

台湾でデザイナーズホテル・ブームが起きているワケ

2019/11/29(金) 22:20配信

テレ東プラス

女性たちを中心に人気の台湾旅行。その台湾でひそかなブームになっているのが、一般的な大型ホテルやチェーン展開のホテルとは一線を画した、個人オーナーのセンスが光る個性豊かなデザイナーズホテルです。なぜ個人経営のデザイナーズホテルが人気を集めているのか? その背景を探ります。

お話をお聞きするのは、台湾の厳選されたデザイナーズホテルを紹介する現地メディア「Dear b&b」の日本窓口であり、ディープな台湾情報を発信するウェブ「Howto Taiwan」の編集長・田中伶さんです。

勢いのある台湾の若手たちがデザイナーズホテルのブームを生み出した

──台湾でデザイナーズホテルがブームと聞きました。ブームが生まれたワケは?

「今、台湾の若手はとにかく元気で勢いがあります。ここ数年の間にデザイナーズホテルの個人経営をはじめた人の多くは、世界中を旅したり海外で長年暮らしたりしたことで、生まれ故郷・台湾や、地元のローカルエリアの持つ魅力に気づいた若者たち。帰国後、自分の愛する場の魅力をひとりでも多くの人にシェアしたいと古くからあった実家や建物などをおしゃれにリノベーションして、お店や宿を作るムーブメントが起きたようです。その他、インテリア業界や建築業界でエリートとしてキャリアを築いてきた人たちの中でも、流れに触発されてか会社を辞め、デザイナーズホテルの個人経営をはじめる人も増えたように思います。その結果、個性的なデザイナーズホテルが急増し、旅行客側の選択肢が増えました。どのホテルも驚くほどサービスや内装のクオリティが高いことも特徴ですね。そのタイミングでツアーではなく飛行機や宿を個人手配しながら旅をする人が増えてきて、近年、個人経営のデザイナーズホテルが一気に盛り上がってきたようです」

──どんどんデザイナーズホテルが生まれる中で、特徴や傾向はありますか?

「今台湾では『昔からつづく古き良きものを、今の若い人たちに受け入れられるように再提案する』という動きが各地で起きています。それは宿に限らず、食べ物、美容、漢方、音楽など、全てにおいてです。その考えからか、デザイナーズホテルもゼロから建てるのではなく、コミュニティスペースや古民家、伝統家屋、実家をリノベーションしているものがほとんど。金銭的な意味でも、新築よりリノベーションの方が安くすみますしね」

1/2ページ

最終更新:2019/11/29(金) 22:20
テレ東プラス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事