中京テレビNEWS
新幹線で売られているアイスクリーム、“硬いな”と思ったことないですか?
新幹線車内での楽しみのひとつに、車内販売があります。
この車内販売のワゴンの中に、商品が何種類入っているか知っていますか?
正解は…。
「50種類ほどの商品を取りそろえております」(新幹線パーサー 枝廣咲希さん)
なんと約50種類。時間帯によって売れるものも変わるそうで、売れ筋商品を一番上の目立つところに置くなど、工夫もしているそうです。
この商品の中には、懐かしいテレホンカードもあるんです(新幹線の中に公衆電話があるため)。
そして最近特に人気なのが、“アイスクリーム”。今年は去年と比べ1.4倍売り上げています。
人気の秘密は、濃厚な味と…?あわせてこんな声も。
「まぁ、これも新幹線に乗ったらお約束ということで。(アイスクリームをスプーンで叩く)」(30代男性)
その“硬さ”。
30年近く前から名古屋のメーカーが作っているこのアイスは、SNSで“#シンカンセンスゴイカタイアイス”というハッシュタグができるほど、この硬さが人気なのです。
この硬いアイスクリームを食べやすくするため、“コーヒーを買ってアイスクリームの中に注ぐ”という裏技を投稿する人も。
ちなみにコーヒーは車内販売の一番人気。東京駅では東海道新幹線で販売するコーヒーを、1日に1万杯以上作っているといいます。
昔から車内販売は旅の楽しみの一つでした。しかし、最近は、コンビニなどで乗車前に購入するケースも増え、車内販売の利用が減少傾向。全国的には、車内販売を取りやめたり規模を縮小する動きもあるそうです。
そんな中、売り上げアップを狙って行われていたのは、アイスクリームの新商品をパーサー(乗務員)たち自らが選ぶ会。
実は、乗客に接するパーサーが選んだ今年夏の“マンゴー味”は好評で、人気商品となりました。
この日は12種類のアイスが準備されました。
最終更新:11/29(金) 11:33
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