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発電所解体で死亡事故 住民絶句「2人も」 サイレン響くやんばるの森 

11/29(金) 9:10配信

沖縄タイムス

 長さ約35メートル、重さ約350キロのケーブルが70メートルほどの高さから突然落下し作業員2人の命を奪った。現場となった国頭村の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場は、管轄する名護署から直線で約30キロ。普段は静かなやんばるの森の奥で、緊急車両のサイレンが響いた。

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 名護署員が到着したのは発生から約1時間後。ドクターヘリで医師が駆け付けたが、すでに心肺停止となっていた。

 日も落ちた午後6時すぎ、普段はゲートフェンス近くに警備員が立つだけでひっそりとした場所だが、この日は捜査車両数台が慌ただしく往来した。同7時ごろには、発電所を管理する電源開発(Jパワー)の関係者とみられる男性がタクシーで乗り付けた。

 現場から直線で2キロほど離れた東村高江区の住民らは、毎年恒例行事の浜下りで、同発電所のエレベーターを使って海岸へアクセスしていた。仲嶺久美子区長は「サイレン音がすごくて何が起きたのかびっくりした。まさか2人も…」とショックを受けていた。

最終更新:11/29(金) 9:10
沖縄タイムス

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