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「スカーレット」火まつりが意味するものは?撮影ウラ話!

2019/11/30(土) 8:16配信

シネマトゥデイ

 NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土、総合・午前8時~ほか)の第53話が29日に放送。同話で描かれた、信楽に古くから伝わる「火まつり」にまつわる裏話を紹介する。

喜美子と八郎、いい雰囲気…【画像】

 本作は、焼き物の里として知られる滋賀・信楽を舞台に、ヒロインの喜美子(戸田恵梨香)が陶芸の世界で奮闘する姿を描く物語。53話の劇中に登場した、江戸時代から続く「火まつり」は、現在も「しがらき火まつり」として甲賀市信楽町で毎年7月第4土曜日に行われている信楽伝統のお祭りだ。生活や文化、陶器づくりに欠かせない火への感謝と、火に関わる安全を祈願する神事として親しまれている。

 ドラマでは、喜美子や“フカ先生”こと深野心仙(イッセー尾形)、陶工の八郎(松下洸平)たちが大きなたいまつを担いで歩いたが、実際の火まつりでは、信楽にある新宮神社から愛宕山山頂の神社までの約2.1キロを30~40分かけて歩き、山頂に大小さまざまなたいまつを奉納することになっている。

 今回の撮影では、地域に根付いたお祭りを描くことで、“地域の特性”といったリアリティーが出せるほか、燃えさかるたいまつに象徴される喜美子と深野の師弟関係の終焉、そして喜美子と八郎の関係の進展といった変化がよりドラマチックになる狙いがあった。ロケは8月下旬に信楽で行われた。

 実は2018年と2019年の「しがらき火まつり」は悪天候のために中止となっており、そのため地元としても今回のロケにかける思いはひとしお。甲賀市は本番で使用する予定だった約60本のたいまつを準備し、地元のエキストラも参加して実際の祭りの様子が再現された。

 撮影当日、雨に降られながらも約5キロのたいまつを担いで山道を歩き奉納するというロケを終えた戸田と松下。撮影で戸田の後ろを歩いていた松下は、たいまつを担ぐ戸田の背中を見て「ものすごく頼もしかったです」と振り返る。一方、戸田は自身が演じる喜美子に心情を重ねながら「深野先生や八郎さんと一緒に歩けているという、うれしさと楽しさがありました」と語りつつ、地元の協力については「安全面も含めて私たちをフォローしていただいて、すごくありがたかったです」と感謝の言葉を口にした。

 その戸田は、今後の見どころについて「喜美子はフカ先生の弟子を卒業して一人前の女性絵付師として働いていくなかで、さまざまなきっかけを受けて陶芸の世界に興味を持っていきます。また、喜美子と八郎がどのようにしてお互いの距離を縮めていくのか、そして丸熊陶業にも激震が走り、信楽の街も変わっていきます。そのような“変化”が見どころです、お楽しみに!」とアピールしていた。(編集部・大内啓輔)

最終更新:2019/11/30(土) 8:16
シネマトゥデイ

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