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3歳クリソベリルに「信頼できない」の声 武豊インティが世界の名手を翻弄か【チャンピオンズC座談会】

11/30(土) 14:48配信

優馬

穴党は要注目 人気ほどの差はないこの馬を

須藤「昨年の2着もそうでしたが、僕は追い込み一辺倒だとばかり思っていたウェスタールンドの前走にはビックリしましたね。ジョッキーが替わって違う一面を見せたもので、結果3着も休み明けを考えればかなり強い競馬だったと言えます。その昨年以降は2戦しか使っていない上に去勢馬ですから、7歳でも能力は維持されたままですし、2度続けて乗る鞍上の腕にも期待したいですね」

中邑「僕も、ウェスタールンドの前走については、こんな立ち回りができるのか、と思いましたね。速い流れの中を自ら動いたことで結果的には展開が厳しくなってしまいましたが、昨年2着の舞台で、鞍上から自在性を注入されたのなら、これは楽しみです。今年は休養が長引いた分、一度使っての上積みも大きいはずですよ」

目黒「ウェスタールンドの前走は、蹄骨というやっかいな箇所の骨折明けだったため、慎重に調整されて陣営のトーンも控え目でしたが、その前走を振り返って“あのような形でポジションを取りに行く競馬をする予定ではなかったんだけどね。ラストで甘くなったのは、久々の分もあるし、仕方ないかな。レース後は反動もなく、凄く上向いているし、ひょっとしたら昨年よりも状態はいいかも”とは佐々木晶師。担当の赤池助手も“レースを使って翌週に最初に跨った時に、ガラッと変わっていてびっくりしましたね。歩様も動きも全然違うし、雰囲気も一変しました。ダメージは全くないし、これなら期待していい状態だと思います”と、状態に太鼓判を押してましたよ」

木谷「ウェスタールンドは、昨年に◎を打ってオイシイ思いをさせて貰った馬ですが、鞍上のスミヨン騎手の腰痛が懸念材料でしょう。木曜日の浦和記念をキャンセルしたほどですからね。骨折明けの前走を叩いて馬自体の調子は良さそうなので迷い所でしたが、印は“注”にとどめました」

打越「中京に移設されてから5年連続で6番人気以下の伏兵が連に絡み、また今年のJRAダート重賞で1番人気の馬は5月の平安Sを最後に勝っておらず、以降は2着ですら1頭だけ、というデータから、まず荒れることを前提に考えた方がいいと思うんだ。◎タイムフライヤーは、伯父にこのレースの前身であるJCダート勝ち馬タイムパラドックスを持つ上に、まだダートは3戦目だった前走からの上積みも十分に見込めるはず。芝GI馬がダートでも、というケースはこれまでに何度も見てきたことだし、可能性は十分にあるぞ」

細川「松田国厩舎は、まだ阪神で行われていた6年前にベルシャザールでこのレースを制していますが、同馬も重賞昇格前とはいえホープフルSを勝って4歳になるまで芝路線を歩んでいた馬ですからね。しかも、中2週というローテまで、そのベルシャザールと一緒で“ダートのGIを狙うなら、このパターンが合っている”と、師は話してました。また“最初のコーナーをスムーズに回れるかがカギ”とも言っていて、そういう意味でも最内は絶好枠でしょう。序盤をロスなく運ぶことができればチャンスも膨らむはずですよ」

デスク「あとは、武蔵野SやみやこSといった前哨戦の勝ち馬の名前が出てこないんだが」

瀬古「ワンダーリーデルの武蔵野Sの勝ちタイム1分34秒6は、1600mで行われた過去19回の中で良馬場に限ればクロフネに次ぐ2番目に速い優秀なものでした。ただ、ダートの重賞勝ち馬は59キロを背負っていたサンライズノヴァの一頭だけだったので、ややメンバーが手薄だった印象を受けますね。初のコーナー4つの競馬がこの強力な相手となると、少々荷が重い気がします」

木谷「みやこSのヴェンジェンスは、インパクトは十分にある勝ちっぷりでしたが、いかにも“展開がハマッた”という競馬でしたからね。この距離も左回りも経験が乏しい中で、初GIというのも、けっして楽ではないと思います」

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最終更新:11/30(土) 14:48
優馬

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