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再起をかけて…どん底の設楽啓太を救った、弟・悠太の存在。「あいつの復活を一番信じている」

11/30(土) 18:02配信

テレ朝POST

明日12月1日(日)に開催される「福岡国際マラソン」。

この大会に再起をかけて挑む一人のランナーがいる。設楽啓太(日立物流)だ。

啓太は、前日本記録保持者である悠太の双子の兄。

大学駅伝ではともに切磋琢磨し、“最強の双子”と呼ばれた設楽兄弟だったが、いつしか2人の間で明暗が分かれ、弟・悠太の活躍が脚光を浴びるようになった。

「非常につらかったですね。誰にも相談できなくて」(啓太)

悠太の活躍の裏で、絶望の淵に立たされていた啓太。しかし、そんな啓太を救ったのは、他でもない弟・悠太だった――。

弟の一歩先を走っていた大学時代

両親の勧めで、小学6年生から陸上を始めた設楽兄弟。

中学・高校では、揃って全国大会に出場。その後、2人は共に駅伝の強豪・東洋大学へ入ると、大学駅伝界を席巻することになった。

弟・悠太は箱根駅伝で3年連続区間賞を獲得。兄・啓太も、1年の時から3年連続エースが集う2区を任され、4年の時には山の5区で区間賞に。

東洋大学を2度、総合優勝に導き、“最強の双子”と言わしめた。

なかでも、とりわけ結果を残していたのが兄・啓太だった。

東洋大学陸上競技部の歴代ランキングでは、長距離の指標とされる1万メートルで、柏原竜二や東京五輪代表・服部勇馬らを抑え歴代1位の記録を残している。

エース区間を任され、キャプテンを務めていたのも啓太。大学駅伝を特集する陸上雑誌でも、表紙を飾っていたのは常に兄だった。

兄弟として脚光を浴びながらも、啓太はいつも弟の一歩先を走っていた。

そんな中、大学4年時の2013年、2020年東京五輪の開催が決定。

「7年後の東京オリンピックは自分にとっても、たぶん一番いい時期だと思います。マラソンでオリンピックに出場するのが最終目標なので、出られるように頑張っていきたいです」(啓太)

そう、兄が言えば、弟・悠太も「それまでにしっかり身体を作って、オリンピックに出たい気持ちはあります」と話すなど、2人で日の丸をつけ、オリンピックのマラソンを走ることが夢となった。

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最終更新:11/30(土) 18:02
テレ朝POST

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