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首里城火災 放水銃1基使えず 収納ふた開かず

2019/12/1(日) 9:01配信

沖縄タイムス

 沖縄県那覇市で10月31日に発生した首里城火災で、全焼した正殿周辺に設置された放水銃4基のうち1基の収納ふたが固定され、使用できなかったことが30日、消防関係者への取材で分かった。また、放水銃や消火栓、ドレンチャーなど正殿地下の貯水槽(120トン)を水源とする消火設備が使用開始から十数分後に水量低下を起こしていたことも判明した。

 消防関係者によると、使用できなかった放水銃は正殿裏手(御庭の反対側)に設置されたもの。どのように、なぜ固定されていたのかは調査中という。放水銃は以前、正殿南側に別の1基が設置されていたが、2013年に国が撤去した。

 今回、御庭側の2基は起動できたが、正殿と放水銃との間にあったイベント舞台装置の布製の幕が消火活動の妨げとなり、消防隊が幕を撤去して放水したことも分かった。放水銃の起動開始から十数分後に水量が低下したことに、消防関係者は「想定より早いなと思った」と話した。

最終更新:2019/12/1(日) 9:01
沖縄タイムス

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