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JAC、サーブ340B退役チャーター 定期便ラストは12月

12/2(月) 13:05配信

Aviation Wire

 鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)は、サーブ340B型機(1クラス36席)の退役記念チャーターツアーを11月30日から2日間の日程で実施した。同じく日本航空(JAL/JL、9201)グループのジャルパックと開催したもので、当初はこの退役チャーターが最終商業運航となる予定だったが、後継機の納入遅延で定期便からの引退は12月中にずれ込んだ。

【サーブ340Bの機内】

 サーブ340Bは、1992年に日本で初めてJACが採用。全11機が導入され、東は松本から西は与論まで、西日本の地方路線で約27年間運航を続けた。チャーター便としては国際線となる鹿児島から釜山への運航実績があり、北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)の同型機が整備で運航から外れる際は、HAC便として道内路線でも活躍した。現在残る2機(登録記号JA8594、JA8703)は、いずれも退役まで使用する計画になっている。

 ツアー1日目は、鹿児島空港内にあるサーブのシミュレーター体験と、格納庫内で搭乗機を見学。空港近くの会場では、パイロットや客室乗務員、整備士らによるトークショーなどが行われた。

 2日目はサーブに搭乗して、鹿児島から徳之島を往復。往路となる徳之島行きJC1992便は、満席となる乗客36人(幼児なし)を乗せ、午後0時7分に鹿児島を出発して午後2時8分に着いた。復路の鹿児島行きJC2019便は午後3時57分に出発し、午後5時15分に戻った。便名の1992と2019は、サーブが活躍した1992年から2019年にちなんだものだという。

 退役チャーターが出発する前には、鹿児島からの定期便に投入予定だったサーブ(JA8703)に不具合が発生。退役チャーターで使用予定の機材(JA8594)を急きょ喜界島行きの定期便に投入。その到着を待ってチャーター便を運航したため、JC1992便の出発が定刻の午前10時15分から2時間近く遅れることになった。

 12月中に予定しているサーブ退役により、JACの機材は仏ATR製ターボプロップ機のATR42-600(1クラス48席)が7機、ATR72-600(同70席)が2機の計9機となり、機材更新を終える。

Masahiro SATO

最終更新:12/2(月) 13:05
Aviation Wire

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