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太陽系があまりに広すぎることがわかる動画…正しく描いたら惑星は見えない

12/2(月) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

惑星科学者のジェームズ・オドノヒュー氏が作成した動画では、太陽系の大きさや距離、空間などを正確に表すことがいかに難しいかが説明されている。

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ほとんどの太陽系の図は縮尺どおりではない。もし正しく描いたとしたら惑星をほとんど見えないだろう。

このアニメーションは太陽系がいかに大きいかを示しています。

ほとんどの太陽系の図は、完全に正確ではなく、それには理由がある。怠惰なわけでも科学的な真実を知らないわけでもない。見えるようにするためにはズームインしなければならないのだ。

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する惑星科学者で元NASAのジェームズ・オドノヒュー(James O'Donoghue)氏は最近、この問題に遭遇した。彼は、太陽系を正確に描写することの難しさを探る一連のアニメーションを制作した。

「宇宙の広大さを考えてほしい。それは恐ろしいほどだ」とオドノヒュー氏はツイッターで述べた。一連の動画では、その大きさ、距離、空間が、太陽系の図解をいかに厄介なものにしているかを説明している。

オドノヒュー氏は最近、太陽の周りを公転する惑星の単純なアニメーションを作成した

ビデオの下の方にある「太陽は拡大縮小しない(Sun not to scale)」という記述に気付いただろうか。

惑星に対する太陽の実際の大きさは示さなかった。太陽が画面いっぱいになるほど大きいからだ

「宇宙について説明する時、実際の縮尺で表現できるものはほとんどない」とオドノヒュー氏は言う。簡略化したモデルでは、惑星の太陽からの距離や、惑星同士の距離も正しく表示していない。「惑星を相対的に正しいスケールで描いた」と彼はツイッターで説明した。

惑星それぞれのユニークな動作も考慮しなければならない。惑星の自転軸は異なる傾きを持ち、異なる速度で自転している

太陽とすべての惑星を正しい大きさ、公転速度、自転速度、自転軸の傾きで表示しても、1つの問題が残っている。距離だ

単純なモデルでは、惑星間の距離を正しくすると、惑星は画面に収まらない可能性がある。「太陽系の実際の大きさを描写するのは難しい。なぜなら宇宙(スペース)のほとんどは空間(スペース)だからだ」とオドノヒュー氏は言う。この図でさえ、問題を回避するために太陽を少し左に動かさなければならなかったという。

太陽系の図で空間を正確に描けば、見るべきものはあまりない。惑星はまったく見えない

だから、ほとんどの太陽系の図解は正しい縮尺で描いていない。

このビデオの最後に、オドノヒュー氏はすべての惑星と太陽を1000倍拡大して、目に見えるようにしている。それだと太陽が大きすぎるので縮小し、惑星を実際の大きさの3500倍にした。残念ながら、その結果は、彼の最初の簡易バージョンほど美しくはない。

「宇宙はあまりに広大で、常に妥協を求めてくる」とオドノヒュー氏は言う。

[原文:A stunning animation by a planetary scientist shows how huge our solar system is ─ and why that makes it so hard to depict]

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

Morgan McFall-Johnsen

最終更新:12/2(月) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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