国土交通省は、着陸機が進入しようとしていた羽田空港の滑走路に点検車両が入るトラブルがあったと2日発表した。深刻な事故につながりかねない重大インシデントと認定し、運輸安全委員会が調査を始めた。
国交省によると、11月30日午前1時すぎ、ソウル(仁川)発のピーチ・アビエーション機(エアバスA320―214型、乗客乗員170人)が着陸する際、滑走路を車両が横切った。
ピーチ機には着陸の許可が出ていたが、車両は滑走路に進入する許可を受けていなかった。ピーチ機は車両に気づかず着陸。着陸を終えた時点では、車両はすでに滑走路の外に出ていたという。
朝日新聞社
最終更新:12/2(月) 18:22
朝日新聞デジタル
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