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32コア64スレッドの新型CPUが店頭に並ぶもRyzen 9 3950Xは即完売

2019/12/2(月) 15:15配信

ITmedia PC USER

 11月30日(土)11時、第3世代Ryzenの最上位CPU「Ryzen 9 3950X」とともに、ウルトラハイエンドの「Ryzen Threadripper 3970X/3960X」の販売もスタートした。

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冬ボを待つのは無理でしょう――第3世代Ryzen Threadripperが登場

 3970Xは32コア64スレッドのCPUで、動作クロックは3.7GHz~4.5GHzとなる。3960Xは24コア48スレッドで、動作クロックは3.8GHz~4.5GHzだ。ともにGPUは内蔵せず、TDPは280Wとなる。対応ソケットは旧世代と互換性のない「Socket sTRX4」を採用している。価格は順に26万円弱と18万円前後(税込み、以下同)だ。

 Ryzen 9 3950Xは前評判通り、開店前には各店の入荷数を上回るユーザーが集まり、フリーの状態で店頭に並ぶ機会はほとんどないまま売り切れとなった。しかし、3970Xと3960Xは若干数の店頭在庫が残っている。少なくとも、入荷数の少なさから即売り切れとなったIntelのウルトラハイエンド「Core i9-10980XE」よりは購入のチャンスがある状況だ。

 パソコンSHOPアークは「ウルトラハイエンドも今はAMDが主流になっていて、全体の需要はRyzen Threadripperの方が大きいと思います。高価なクラスなのでどれだけの勢いで売れていくのかは未知数ですが、いつ在庫切れになっても不思議はないでしょうね」と話していた。別のショップも「年内の再入荷はまずないでしょうから、今年中に組むならこの初回入荷を逃す手はない。冬のボーナスを待って、というのは無理でしょう」と断言する。

各社のSocket sTRX4マザーも同時発売!

 第3世代Threadripperに合わせて、Socket sTRX4搭載マザーボードも同時に売り出されている。いずれも「AMD TRX40」チップセットを搭載しており、各社のハイエンドモデルが選べる状況だ。

 ASUSTeKからは、E-ATXサイズのOC向けモデル「ROG Zenith II Extreme」と、ATXサイズの「PRIME TRX40-PRO」が登場した。価格は順に9万2000円前後と6万円強となる。

 ASRockはOC耐性の高いATXモデル「TRX40 Taichi」と、同じくATXサイズでクリエイター向けの「TRX40 Creator」を投入した。価格は7万円弱と6万5000円弱だ。

 ギガバイトはクリエイター向けのXL-ATXマザー「TRX40 DESIGNARE」、AORUSブランドのE-ATXモデル「TRX40 AORUS MASTER」とATXモデル「TRX40 AORUS PRO WIFI」の3製品を用意した。価格は順に9万2000円前後と7万4000円弱、6万円弱となる。

 MSIのラインアップは、クリエイター向けのE-ATXマザー「Creator TRX40」とATXマザー「TRX40 PRO WIFI」の2種類だ。それぞれ、8万8000円前後と5万8000円弱で出回っている。

 TSUKUMO eX.は「最近はハイエンドモデルとして、ゲーマー向けやオーバークロック向けの他、クリエイター向けが注目されています。Ryzen Threadripper用ということもありますが、各社の方向性も垣間見えて興味深いですね」と話していた。

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最終更新:2019/12/2(月) 15:15
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