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日産新社長、業績回復に全力 ルノーとの統合に否定的

12/2(月) 17:57配信

時事通信

 1日付で専務執行役員から昇格した日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)(53)は2日夕、横浜市内の本社で記者会見を開いた。内田氏は「日産は非常に厳しい環境にある」と述べ、低迷する業績の回復などに全力を挙げる考えを表明した。企業連合を組むフランス自動車大手ルノーとの関係については「会社の独立性を保持しながら活動を進める」と語り、経営統合には否定的な姿勢を示した。

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 日産では、前会長カルロス・ゴーン被告の不正が発覚した昨年11月以降、経営の混乱が続いている。内田氏は「この1年大きな混乱を来し、世間を騒がせてきたことを厳粛に受け止めている」と陳謝。過去の経営陣の経営手法に関しては「短期的成長を求め、技術開発など必要な投資に影響を及ぼした」と指摘し、過大な数値目標を掲げたゴーン路線とは決別する方針を強調した。

 ゴーン体制下で策定された2022年度までの中期経営計画についても「社内で議論し、しかるべきタイミングで説明したい」と見直す考えを明らかにした。

 ルノー、三菱自動車との3社連合に対しては「日産にとっても重要な競争力だ。過去にシナジー(相乗効果)を通じて成長してきた」と説明。ただ、「何がうまくいっていて、何を変えなければならないか論議する」とも語り、協力分野を洗い直す可能性に言及した。ルノーとの統合や、資本構成の変更については「そういう話は全くしていない」と否定した。 

最終更新:12/3(火) 14:05
時事通信

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