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日本人が使える中国キャッシュレス決済“アリペイ”。現地で使って分かった「便利だけど不便」

12/2(月) 8:08配信

ハフポスト日本版

生活のほぼ全てのシーンでキャッシュレス払いができてしまう中国。それを支えるのがアリババ集団の「アリペイ(支付宝)」とテンセントの「ウィーチャットペイ(微信支付)」の2大巨頭だ。

これらのサービスは、これまでは中国国内の銀行口座が無いと利用できない、つまりビジネス出張や観光目的の日本人には使えなかったが、2019年11月に状況が一変。両社ともに、日本人を含む外国人がクレジットカードなどからチャージして使用できるサービスを開始したのだ。


中国出張がどの程度便利になるのか。記者が実際に中国へ飛んで確かめたところ「便利だけど不便」な現実が見えてきた。

気まずさよ、さらば

チャージ自体は簡単だ。クレジットカードとパスポートの写真をアプリに登録すれば、ものの5分で完了する(詳しいやり方はこちら)。

北京に着いた私は、早速街のコンビニへ。7月に取材で大連市を訪れた際には、まだこのサービスがなかったため現金払いで通していた。レジの店員が常に「ウィーチャットペイで払う?」と聞いてきて気まずい思いをしたものだ。

適当に飲み物を見繕ってレジに持っていく。アリペイを起動し、QRコード画面を店員に掲示する。あとは店員がバーコードリーダーで読み取って決済完了。

あまりに呆気ない。店員は一言も発さずに次の客の相手をし始めたので、思わず「もういいの?」と聞いてしまった。これは簡単だ。

次に試したのは飲食店。中国の街中には「清真(ハラール)」の看板を掲げた新疆料理などを提供する大衆食堂が多くあり、筆者も上海で過ごした学生時代は週7のペースで通っていた。

食事を終え会計を頼むと、店主は壁に貼ってあるQRコードをあごでさした。今度はQRコードをアプリでスキャンして、指定された代金を自分で入力する。「この金額を支払う」ボタンをタップし、証拠として店員に画面を見せれば会計終了だ。

もちろん釣り銭などのやり取りもなく、楽だ。仮に中国語が話せない日本人でも、メニューにある金額を入力すれば良いだけなので、英語すら通じないこうしたローカルな飲食店に入るのにも抵抗はなくなりそうだ。

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最終更新:12/2(月) 8:08
ハフポスト日本版

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