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「倉本聰さん点描画展」富岡で開幕 夜の森の桜...切ない思い代弁

12/2(月) 8:27配信

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となった富岡町夜の森地区を訪れ、桜の木々を描いてきた脚本家倉本聰さん(84)の点描画展が1日、同町文化交流センターで開幕した。「この町からどうして人が消えたのか」。桜の切ない思いを代弁する言葉が添えられた作品が、古里の再生へ歩む住民の感動を呼んでいる。
 作品展は「森のささやきが聞こえますか―夜の森桜はそっと呟(つぶや)く」と題し、細いペン先で無数の点を打った緻密な作品計28点が並ぶ。このうち9点は倉本さんが今年3月に仕上げた新作で、県内では初公開。同日、会場を訪れた倉本さんは「彼ら(桜の木々)は怒りを口にすることはできない。彼らの内面に寄り添いたかった」と、住民の避難後も取り残された桜の木々への思いを語った。

最終更新:12/2(月) 8:27
福島民友新聞

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