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鬼の目に光ったのは祝福の水か歓喜の涙か。カシオワールドオープンをカメラマンが密着レポート

12/2(月) 21:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

金庚泰の優勝で幕を下ろした男子ツアー・カシオワールドオープン。様々な選手がスコアを伸ばし、誰が勝つかわからない展開だったその最終日の模様を、ゴルフカメラマン・姉崎正がファインダー越しにレポート!

石川遼の爆発はなるか?

南国市の宿舎ホテルから車で30分の位置に、カシオワールドオープン開催コースであるKochi黒潮カントリークラブがあります。南国市と聞くと常夏の場所かと思いきや、この時期の最低気温は一桁で、日中の日向こそ暖かいものの、朝夕は指先が痛くなるような寒さです。

初日は朝のスタートからお昼過ぎまで雨、のち晴れ。2日目3日目と快晴で、最終日は曇り空。カシオワールドの興味は、優勝争いと年間の賞金王争い、そして多くの有名選手が引退宣言をした女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」同様の、賞金シード争いがあります。

かつては、日本シリーズの後にツアー最終戦が沖縄であって、それがシード争いのピリピリした争いでしたが、2000年初頭からカシオワールドがその舞台です。でも、沖縄時代よりピリピリ感は薄くなった気がします。色入りなデータがスマホで見られるようのなったり、選手の気質も変わったのかな。

最終日の定石で、1番ティで流してそのまま最終組を数ホール付いて行きます。単独トップのアンソニー ・クウェイルはオーストラリア出身の25歳。同じオーストラリアのジェイソン・デイのように、ボール後方で目を閉じたルーティーンをします。

2打差で追う小林伸太郎は、学生時代に中年の星・田村尚之(現在はプロゴルファー)を決勝で下し、日本アマのタイトルを取った実績のある選手。彼のルーティンはボール後方からクラブをターゲットに出す仕草です。

3打差のスンス・ハンは3年前のこの大会を制した選手。彼だけオーソドックスな始動です。

この3人による最終組を追うものの、やはり気になるのはトップとは5打差を追う石川遼の爆発です。で、5番パー5から石川組に付いて行きます。この組は石川の他、チャン・キムとショーン・ノリスと飛ばし屋が揃いました。

このホール、3人とも2オン狙いで石川とノリスはバーディ、キムはパー。ここに来てノリスが勢いづいています。石川、キムもまだまだチャンスを窺う展開です。

7番パー5は、大会3日目には2オンも可能な位置にティボックスを設けましたが、最終日はいつもの620ヤードほぼそのままです。今日ここで2オンの可能性があるのは、チャン・キムくらいかな。

この7番ティと6番グリーンを往復しながら最終組を待ちます。この時点でクウェイルがリーダーのままですが、この段階では優勝者が誰になるか、予断を許しません。

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最終更新:12/2(月) 21:30
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