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【ウインターカップ特集】連覇目指す福岡第一、プレッシャーをはねのけ絶対王者に君臨できるか

12/2(月) 8:00配信

バスケットボールキング

12月23日から29日の期間、都内で開催される「SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会」。高校バスケット界で最も注目の集まる“冬の祭典”に向け、バスケットボールキングでは大会の注目チームをピックアップした。

ディフェンディングチャンピオンとして臨む冬、一番の敵は自分自身か

 昨年のウインターカップでは圧巻の強さでトーナメントを勝ちあがり、新チームになってからもインターハイ優勝まで無敗をキープした福岡第一高校。現在人気、実力ともに高校バスケ界をけん引する存在だ。11月30日に行われた「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」では、千葉ジェッツ相手に奮闘した姿も記憶に新しい。

 日々の練習で磨かれたディフェンス力と走力を武器に、相手をあっという間に置き去りにするファストブレイクは見るものを魅了。時より見せるゾーンプレスも破壊力抜群で、拮抗した展開からでも、いざスイッチを入れれば一気に勝負を決めてしまうその“速さ”は、間違いなく今の高校バスケ界で最も際立っている。

 チームの中心にいるのがガードコンビの小川麻斗と河村勇輝、ゴール下に君臨するクベマジョセフ・スティーブ(いずれも3年)という昨年から主力を担う不動の3本柱。小川と河村は、持ち前のスピードとテクニックでドライブ、アシストから得点を演出し、アウトサイドのシュート力もある。「2人とも度胸があって勝負強い」と井手口孝コーチも評価しており、“ダブルキャプテン”としてコート内外でリーダーシップを発揮する。

 豪快なダンクよりもディフェンスやリバウンドの献身的なプレーを優先するスティーブは、試合を重ねるごとに安定感が増してきている印象だ。そして、脇を固める神田壮一朗と内尾総理(ともに3年)も「周りに頼らずもっと自分から積極的に」と口をそろえ、主力として臨む初の冬舞台に標準を合わせる。

 ベンチメンバーも侮ってはいけない。シックスマンにはU18日本代表候補メンバーに名を連ねるフォワードの仲田泰利、3ポイントシューターの山田真史(ともに3年)らが控えており、「インターハイ後はブレイクとディフェンスでもっと貢献するために脚力を強化しました」(山田)と、当然レベルアップしている。また、秋の国体で福岡県の優勝に貢献したハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア、キエキエトピー・アリの2年生コンビの成長も著しい。

 前述のとおり、今夏のインターハイで優勝するまでは無敗を誇った福岡第一。だが、10月に新潟県で行われた交歓大会ではインターハイでも競り合った東山高校(京都府)に59-76で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。11月2日の福岡大学附属大濠高校とのウインターカップ福岡県予選決勝では第3クォーター終了時点で21点リードしたものの、最後は1ケタ点差まで追いあげられ、夏以降は「もろさが見えた」(井手口コーチ)試合があったことも事実だ。

「昨年のウインターカップでああいう勝ち方をして、今年のインターハイ決勝でも圧勝したので(107-59)、チームとしては同じような勝ち方をしないとダメなのかなと思ったりもします。ですが、そう上手くいかないのがバスケットです。最後に1点でもいいから上回って優勝で終わりたいですね」

 井手口コーチは、そう大会連覇へ向けて口にしながらも、白い歯を見せて自信をのぞかせる。「一番の課題は本番までにケガや病気をしないこと。その状態で決勝のコートに立ってくれれば、きっと優勝できると思っています」

 ディフェンディングチャンピオンとして迎えるウインターカップ。選手たちは多かれ少なかれプレッシャーを感じることになるだろうが、昨年から2つの全国大会のトーナメントを勝ち抜いた“経験”は、何にも代えがたい自信になることは間違いないだろう。

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最終更新:12/2(月) 16:15
バスケットボールキング

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