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香港、10月の小売売上高は24.3%減-店じまい続出の恐れも

2019/12/2(月) 13:13配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ほぼ6カ月にわたる民主化デモで混乱が続く香港では、10月の小売売上高が前年同月比で24.3%減と過去最悪の落ち込みを記録した。

2桁台の減少は4カ月連続。香港の陳茂波(ポール・チャン)財政官は指標発表に先立ち2日の議会で、本年度の香港政府財政が2000年代前半以来の赤字に転落し、混乱は今年の成長率を2ポイント程度押し下げるだろうと語っていた。

中国の大型連休「黄金週」も香港への訪問者数増加にはつながらず、全体として10月の香港への訪問者数はほぼ44%減少していた。

書き入れ時の休暇シーズンを含む今後数カ月間、小売業各社は来年に入っても商売を続けるか、店舗の賃借契約が切れた時点で店じまいをするかの厳しい選択を迫られる公算が大きくなっている。

消費が引き続き弱い場合、小売業で店舗閉鎖の波が広がる確率が70%あるとING銀行のエコノミスト、アイリス・パン氏(香港在勤)はみている。特に影響が大きいのはケータリング会社だとして、「この休暇シーズン中に売り上げが回復しない場合、多くのケータリング会社が事業を閉鎖する可能性は非常に高い」と同氏は話した。

原題:Hong Kong Awaiting ‘Enormous’ Retail Hit Amid Political Unrest(抜粋)

Hong Kong Retail Sales Slump Again as Chaos Cripples Economy (1)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Eric Lam, Jinshan Hong

最終更新:2019/12/2(月) 18:44
Bloomberg

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