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世界の有名ヘッジファンド運用会社、中国では苦戦-認知度不足が響く

2019/12/2(月) 15:45配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国が2兆5000億元(約39兆円)規模のヘッジファンド市場を世界の資産運用会社に開放してから3年たった今、同業界は中国の投資家を取り込むのがいかに難しいか痛感している。

深圳市排排網投資管理がまとめたデータによると、ブラックロックやマン・グループなど中国でヘッジファンド運用の認可を得た外資系企業22社の資産は計約58億元。中国のヘッジファンド資産に占める割合は0.2%にすぎず、多くの課題を反映している。

ブラックロックのような有名な海外企業でさえ、9000近いヘッジファンドがひしめく中国市場ではあまり認知度が高くない。世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、大手プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のブラックストーン・グループと混同されることが多い。

限られた認知度に加え、販売のハードルによって問題はさらに悪化している。こうしたことは全て海外の資産運用会社にとって中国が重要な収益源に変わるまで長期間待たなければならないことを示唆する。先進国市場の顧客が手数料の低い投資にシフトする中、これらの資産運用会社は新たな成長手段を切望している。

マン・グループは中国での資産や収益性についてコメントを控えた。中国のヘッジファンドを調査する深圳市排排網によると、マンとスイスのUBSグループ、ブラックロックはそれぞれ1億-10億元の資産を運用している。

原題:Foreigners Battle to Boost Their 0.2% of China Hedge Fund Market(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:2019/12/2(月) 15:45
Bloomberg

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