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巨人の狙いは「中日前監督ルート」デニー友利氏招へいで助っ人補強

12/3(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「なかなか外国人が機能しなかった」

 日本シリーズ敗退後、原辰徳監督(61)がこう嘆いた外国人補強部門を強化するべく、巨人は今季まで中日で国際渉外担当を務めたデニー友利氏(52)を国際部スカウト担当として招聘するという。

■森前監督の右腕として尽力

 デニー氏は現役時代、西武、横浜、中日、レッドソックスのマイナーでプレー。引退後はレッドソックス、DeNAで投手コーチを担当。2014年から中日でコーチ、国際渉外担当を務めた。森繁和前監督(65)の右腕として新外国人選手発掘に尽力してきた。同氏は米メジャー、中南米に幅広くパイプがあり、ドミニカ共和国出身で今季、最優秀中継ぎ投手に輝いたロドリゲスや8勝を挙げたロメロらの獲得に携わった。

 巨人の狙いは中南米、特に人材の宝庫といわれるドミニカの「ルート」ともっぱらだ。

「メジャー復帰情報がある159キロ左腕ロドリゲスについては、巨人がこのオフの補強の目玉にしているほど。『あんなにいい投手がなんで年俸1億円を切っているのか(同7000万円)』と巨人は中日の調査力、交渉力に垂涎でした。これまでドミニカを筆頭とする中南米ルートは中日の独壇場だった。森前監督が強固なパイプを築いているため、巨人は後手に回るケースが多かったのだ。じだんだを踏んでいるところに、森氏とデニー氏が今季限りで中日を退団した。球団はドミニカを中心とした森氏の中南米ルートを、デニー氏を通じて手に入れたいと考えています」(球界関係者)

 巨人はここ数年、外国人補強に定評がある他球団のルート獲得に躍起になっている。

「数年前には広島を退団した元幹部に声をかけています。助っ人発掘に関わったことがある腕利きの人物で、広島が高い確率で優良助っ人を見つけてくる米国ルートが欲しかったようです。結局この人物は入団には至らなかったが、巨人は他球団の外国人選手だけでなく、職員にも目を光らせている。それだけ自前のルートに自信がないのです」(同前)

 巨人が長年の「目の上のタンコブ」だった森前監督のルート獲得に、一歩近づいた。

最終更新:12/3(火) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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