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金銭トラブルのフードアナリスト藤原氏 イラスト1点「300万円」 借金返さず連絡絶つ

12/3(火) 14:22配信

茨城新聞クロスアイ

フードアナリストの藤原浩氏(55)と県内事業者の金銭トラブル問題で、藤原氏が無料イラストと酷似したデザイン画を事業者に納品する際、有名デザイナーの作品で「1点300万円」などと説明していたことが2日、分かった。別の事業者から現金120万円を借りた際は「一生恩は忘れません」と謝意を示したものの、その後、返済せず、連絡を一方的に絶っていたことも判明。事業者は藤原氏の対応に「絶対に許せない」と憤りの声を上げている。

高橋肉店(龍ケ崎市)によると、藤原氏は2016年11月、委託された店舗ロゴのデザイン画を同社に納品。その際、藤原氏はデザイン画の制作者について、「(1点で)300万円の一流クリエーター」とうたい、別の事業者もデザイン画の制作料として「1アイコン300万円を支払っている」と、高橋肉店の担当者に説明したという。

高橋肉店は、デザイン画の制作やブランディング業務などの代金として藤原氏に数十万円を支払った。しかし、デザイン画と字体は、インターネットサイトで誰でも自由に入手できる「フリー素材」「フリーフォント」とそれぞれ酷似していることが判明。その後、店舗ロゴを変更した。

同社は「(当時は)有名デザイナーのオリジナルと聞いて採用した」としている。

一方、洋菓子店・備前堀LAB(水戸市)の水越建一社長によると、昨年8月上旬、資金繰りが悪化したという藤原氏に現金120万円を無担保で貸した。藤原氏からは「本当に助かります」「一生恩は忘れません」と、謝意を伝えるメッセージがスマートフォンに届いた。

しかし、藤原氏は同10月上旬、一転して「万策尽きてしまいました」「債務整理せざるを得ない状況」「心苦しく申し訳ありません」とのメッセージを水越社長へ送信。借金返済を求める水越社長からの電話や無料通信アプリ「LINE(ライン)」のメッセージに一切応答しなくなったという。

藤原氏はその後も現在まで、コンサルタント業務を続けており、有名飲食店の料理やラジオ番組で共演した芸能人との写真などをフェイスブックで公開している。

水越社長は「事業途中ではしごを外されたし、借金も返済しない。謝って済む問題じゃない」と語った。

藤原氏は、これまでの茨城新聞の取材に対し「私にとって不利益な内容なのでコメントできない」と話した。

■被害者の会 10日会見へ
フードアナリストの藤原浩氏との金銭トラブル問題で、県内事業者は2日、10日に「被害者の会」を結成し、記者会見を開くと明らかにした。トラブルが判明している県内6社のうち、4社が参加する。

茨城新聞社

最終更新:12/3(火) 15:03
茨城新聞クロスアイ

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