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10歳で天涯孤独に…ベトナムの僻村で自給自足のタフな少年

12/3(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【もぎたて海外仰天ニュース】

 ベトナムで天涯孤独の身になった10歳の少年が、たった1人で自給自足の生活を送り、注目を集めている。

 ベトナム紙「ラオ・ドン」(11月25日付電子版)などによると、この少年はベトナム東北部トゥエンクアン省の山間部の僻村に住むダン・バン・クェン君。

 クェン君が4歳の時、母親が夫以外の男性と駆け落ち。父親も出稼ぎに出て行ってしまったので、祖母と暮らすようになった。

 しかし、その祖母まで再婚するため別の村に行ってしまった。クェン君は父親が帰ってくることを心の支えにしながら、それまで暮らしていた祖母の家に1人で暮らすように。

 そして11月15日。クェン君の父親は建設現場で起きた事故のため、亡くなった。その結果、クェン君は完全に天涯孤独の身に……。

 孤児院に入るか、養子にもらわれるぐらいしか選択肢がなさそうだが、クェン君は両方とも拒否。驚くべき生活能力で、今、高床式の木造の祖母の家で1人で暮らしている。

 米だけは村の人々からの寄付を受けているが、他の食材はすべて野菜を畑で育てたり、山でタケノコを掘るなどして調達している。

 そして、床に組み込まれたかまどに火を起こし、米を炊き、調理している。

 さらに驚いたことに、クェン君は地元の小学校に通っているが、1人暮らしを余儀なくされてからも、毎日休まずに通学。授業料は免除されているという。

 授業が終わってから、その日その日を生き延びるための作業を行うのだ。

 こうしたクェン君の日常を学校の先生が動画に撮影し、ネットで紹介したことがきっかけで、クェン君にはベトナムはもちろん、世界中の注目を集め始めた。

「養子に迎えたい」という申し出や、寄付したいという声が殺到しているというが、クェン君が今後どのように暮らしていくかは、まだ決まっていない。

最終更新:12/3(火) 14:02
日刊ゲンダイDIGITAL

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