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北海道で放ったチョウ 群馬・渋川に飛来 赤城自然園「確認は初めて」

12/3(火) 15:00配信

毎日新聞

 北海道北斗市で昆虫愛好家団体が放ったチョウ「アサギマダラ」の個体が群馬県渋川市の赤城自然園に飛来しているのが見つかった。アサギマダラは数千キロを移動することが知られているが、生態を調べている同園は「東北地方などは過去に例があったが、北海道から渡ってきた個体を確認するのはこれが初めて」と話している。

 同園によると、男性職員が10月6日に、園内でアサギマダラ1匹を捕獲したところ、羽に「ハコダテ TY―15」などと、マーキングがされていた。この文字をインターネットで検索したところ、北海道内で放たれたことが分かってきた。

 主に北海道内の昆虫愛好家で作る「道南虫の会」と連絡を取ったところ、捕獲したアサギマダラは同会の会員が8月18日にマーキングをして北海道北斗市で放った個体で、「TY」は会員の名前のイニシャルと判明。同園では個体の羽に同園を経由したことが分かるように識別する「AP1879」と記して、再び放ったという。

 アサギマダラを巡っては2014年9月に嬬恋村の万座温泉でマーキングされ、放たれた個体が73日後に2000キロ以上も離れた台湾東部の離島・蘭嶼(らんしょ)島で再捕獲された例がある。【庄司哲也】

最終更新:12/3(火) 15:00
毎日新聞

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