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USB Type-CとHDMIをサポートした15.6型モバイル液晶ディスプレイ「Vinpok Split」を試す

2019/12/3(火) 11:45配信

ITmedia PC USER

USB Type-Cならケーブル1本でフルの機能が使える

 では早速接続してみよう。付属する両端USB Type-Cのケーブルを用い、PCのUSB Type-Cポートと、本製品の右側面にあるUSB Type-Cポートとを接続するだけで、外部ディスプレイとして認識され、タッチ操作も含めて利用可能になる。今回の検証環境では不要だったが、もし電力が足りなければ、もう1つのUSB Type-Cポートを使って外部から給電することになる。

 一方、HDMIで接続した場合は、USBケーブルを使っての電源供給が必須となる。この場合に使うUSB Type-Cポートは、2つあるうちどちらでも構わないのだが、タッチ操作も行いたい場合は、タッチ信号の伝送に対応した上側のUSB Type-Cポートを使うことになる。

 つなぎ方をインタフェースごとにまとめると、以下のようになる。早い話、全てのメリットを手っ取り早く享受したければ、USB Type-Cでの接続を選ぶべきだろう。

・USB Type-Cで接続する場合→USB Type-Cポート(上)を利用
・上記で電力が足りない場合→USB Type-Cポート(下)も併用して給電
・HDMIで接続する場合→HDMIポートのほかUSB Type-Cポート(上または下)で給電
・上記でタッチ操作も行う場合→上記に加えてUSB Type-Cポート(上)でタッチ信号も伝送

 画面の明るさやシャープネスといったさまざまな設定は、本体左側面のダイヤルホイールで行う。タッチパネルを搭載しているにも関わらず、項目の選択および決定に物理ボタンを使うというのは面白い。ちなみにダイヤルホイールを押し込まずそのまま上下にスライドさせることで、音量の調整が行える。

IPSパネルで表示品質は上々。マルチタッチも使いやすい

 実際の使用感は快適の一言だ。液晶はIPSパネルで、視野角は水平/垂直とも178度と広い。光沢仕様なので外光の映り込みは気になるが、他製品と比べて特別に極端というわけではない。どうしてもという場合は、反射防止シートなどを貼って対処すればよい。

 タッチ操作は10点マルチタッチに対応しており、タブレットなどと同等の操作感で扱える。Webブラウジングや表計算ソフトでタッチによるスクロールを行いたいが、ノートPC本体はタッチ操作に対応していない場合に、本製品のタッチ機能が役に立つこともありそうだ。

 傾きの調節は、スタンドの役割を果たすカバーの開き具合により、概ね15~90度の間で無段階に角度を調整できる。本体とはマグネットによる吸着なので安定性は決して高くなく、また持ち上げるとパタンと閉じるため転倒に注意する必要はあるが、これはこれで便利と感じる人も多いだろう。

 もう1つ、狭額縁なのもプラス材料だ。本製品は、下部こそ実測で約29mmのベゼル幅があるが、上部および左右についてはわずか約4mmしかない。見た目にスタイリッシュなのはもちろんだが、最近のノートPCは本製品と同様、上部と左右のベゼルが細いデザインの製品が多いので、それらと並べた時に調和も取れている。

 なお、USB Type-Cで接続した時に、もう一方のUSB Type-Cポートに外部から給電している場合、本製品を経由してPCに電源が供給される。いわゆる電源パススルー機能だが、公式サイトにはそれらしい記述がない。説明書を見る限りUSB PowerDelivery 2.0に対応し、最大20Vの電圧をサポートしているようなのだが、このあたり、もう少し分かりやすい情報提供を望みたいところだ。

 本製品はスマホやタブレット、プレイステーション4やNintendo Switchの外部ディスプレイとしても使えるとされているが、iPhoneの場合はLightning to HDMIアダプタが必要で、Lightning to USB-Cケーブルでは利用できない。またAndroidは、SamsungおよびHuawei製品の一部はサポートするようだが、今回試したPixel 3はNGだった(これは本体側の問題である可能性が高い)。

 一方、今回未検証のPS4やNintendo Switchについては、電源供給さえきちんとしていればスムーズに表示できるとの話もあるが、いずれにせよどうしても使いたいという機種は、対応の可否、および必要なオプションについて、購入前に情報収集を行うことをお勧めする。

 続いて、オプションのクリップを使ってノートPCに本製品を取り付けた場合をチェックしよう。

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最終更新:2019/12/3(火) 15:04
ITmedia PC USER

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