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仕事のパフォーマンスUP!精神科医がお勧めする「アウトプット」術とは?

2019/12/3(火) 11:01配信

リクナビNEXTジャーナル

「アウトプット」という言葉をよく耳にしますが、「その意味や重要性がピンとこない」という人は多いのではないでしょうか。実は、アウトプットの真の意味を理解して実践することで、自己成長や仕事のパフォーマンスアップが期待できるのです。今回は、精神科医であり、ベストセラー 『学びを結果に変えるアウトプット大全』 (サンクチュアリ出版)の著者でもある樺沢紫苑(かばさわ しおん)さん に、効果的なアウトプットの実践方法について 話をうかがいました。
プロフィール
樺沢紫苑(かばさわ しおん)
精神科医、作家、映画評論家。
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。 精神医学の知識、情報の普及によるメンタル疾患の予防を目的に、Facebook 14万人、メールマガジン15万人、 Twitter 12万人、累計40万人のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。毎日更新のYouTube番組「精神科医・樺沢紫苑の樺ちゃんねる」(13万人)も大好評。著書に『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)など30冊。

ビジネスにおいて、アウトプットはなぜ重要?

アウトプットとは
アウトプットの本来の意味は「出力する」こと。対してインプットは「入力する」こと。私は、アウトプットは「話す」「書く」「行動する」、インプットは「読む」「聞く」とわかりやすく定義しています。
インプットすると脳の中の情報や知識が増え脳内世界が変わり、アウトプットすることで情報や知識が記憶として定着し自分の現実世界を変えるものだと考えています。
学校の勉強や読書など、普段の生活はインプットが中心です。「いろいろ学んでいるつもりなのに、あまり身につかない」と感じている人は、インプットばかりでアウトプットをしていないから。本を読んだら(=インプット)、その感想を人に伝える(=アウトプット)というように、インプットとアウトプットは「セットで行う」ことで自己成長につながっていくのです。
アウトプットすることで得られるもの
プレゼンする、営業する、モノをつくる、サービスを提供するなど、ビジネスの多くがアウトプットといっても過言ではありません。良い仕事とは、良いアウトプットともいえます。
評価されている人は、何らかの結果を残しています。インプットした情報や知識、準備していたことを、実際に話したり行動に移したりしてアウトプットしているから、周囲に認めてもらっているのです。
インプットした情報を繰り返しアウトプットすると、評価されて自分がいい方向に変わり、自己成長につながっていきます。自己成長すると、さらに職場での評価が上がり、大きな仕事を任されるでしょう。周囲から信頼されて人間関係が円滑になり、仕事がやりやすくなるなど、ポジティブな結果が連鎖していくはずです。
逆にアウトプットしないと、価値が生み出されず、評価もされにくくなるのです。 例えば、何十万円もの大金を支払ってセミナーに参加しても、聞くだけでは現実は何も変わりません。インプットだけでは、時間とお金を無駄遣いしているようなもの。セミナーで学んだことを実際に行動に移して、初めて価値が生まれるのです。インプットして得た“気づき”を忘れないように書き止め、To Doに落とし込んで行動することで、現実が変わっていくのです。
「インプット・アウトプット・フィードバック」、これが“成長の3ステップ”
インプットとアウトプットをセットで繰り返す重要性はすでに述べましたが、この二つを反復しているだけでは大きな成長は望みにくのです。重要なのは、反復する際に“フィードバック”を行うこと。フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を見直し、分析や改善を行うことです。
悪かった点を振り返るのが反省ですが、フィードバックは、悪かった点と良かった点の両方の結果について見直します。悪かった点はその原因を分析して対策を講じ、良かった点はうまくいった理由を考え、さらに良くなるよう工夫します。こうして、次の反復に生かしていくのです。うまくいかなかったことばかりに注目していると、気持ちがネガティブになるので、フィードバックではポジティブな結果にもぜひ 目を向けてください。

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最終更新:2019/12/11(水) 10:31
リクナビNEXTジャーナル

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