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憧れの大谷翔平、上原浩治へ近づくために-中日梅津、藤嶋はさらなる進化へ闘志を燃やす

2019/12/3(火) 10:12配信

CBCテレビ

「【ドラゴンズライター竹内茂喜の『野球のドテ煮』】
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム」

ケガスタートの初キャンプ

気づけば暦は12月。2019年シーズンが終了し、ドラゴンズロスになっているファンも多いはず。今年は与田監督がチーム再建に向け、若手を積極登用。その采配がズバリと当たり、多くの若い戦力が挙って力をつけた。それだけに来季に向ける思いは強い。中でも今週サンドラゲストの二人、梅津晃大投手、藤嶋健人の二人にはさらなる飛躍が期待される。

 昨年の今頃、入団会見において“ストレートで押していく投手になることが目標”と抱負を述べてから早一年。梅津は山あり谷ありのルーキーイヤーを過ごした。新人合同自主トレで右肩に違和感(インピンジメント症候群)を覚え、はじめてのキャンプは体力強化に集中。開幕一軍を閉幕一軍に目標を切り替え、リハビリに励む日々が続いた。大学の同期で“東洋大三羽烏”と称された、横浜DeNAベイスターズの上茶谷大河投手、福岡ソフトバンクホークスの甲斐野央投手は開幕から順調なスタートを切ったことに、悔しい気持ちはあったものの、2人の活躍が心の支えとなって、太陽降り注ぐナゴヤ球場での練習に努めた。

転機となったフレッシュオールスター

 そんな梅津に訪れた転機。それが故郷宮城で行われたフレッシュオールスターゲーム。オールウエスタンの先発としてマウンドに上がり、2回を無安打無失点の活躍で優秀選手賞を獲得。その賞以上に梅津が今でも忘れられないのが、登板前にブルペンで投げていた時につかんだピッチングの感覚だという。

 “投げている間にふと思い出したフォームを試してみたら、それが見事にハマって。それからその感覚を忘れることなく投げられることができたのがその後の好結果につながったと思います。”

 それから梅津の快進撃が始まったのはファンの皆さんにも記憶の新しいところ。8月12日、地元ナゴヤドームでの対阪神戦。プロ入り初登板初先発を見事白星に飾った後、三戦連続勝利をマーク。近藤真一(現・真市)投手以来32年ぶりとなる球団記録に並ぶ活躍を見せた。今季6試合に登板し、4勝1敗、防御率2.34を記録。年俸も300万円アップの推定1500万円の昇給を勝ち取った。

梅津の魅力はなんといっても、最大の武器は長身から繰り出されるストレート。今季、相手バッターのストレート見逃し率はチームトップとなる25.1%。同時に奪三振の内訳もストレートが13個と最も多く、彼の生命線のボールといえる。

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最終更新:2019/12/3(火) 10:12
CBCテレビ

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