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新井浩文被告、判決に不服 控訴審で逆転目指す

12/3(火) 9:46配信

THE PAGE

 昨年7月、派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして強制性交等罪で起訴された俳優・新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の判決公判が2日、東京地裁で開かれた。滝岡俊文裁判長は「犯行は卑劣で悪質」と厳しく非難し、求刑通り懲役5年の実刑判決を言い渡した。無罪を訴えていた同被告は判決を不服として即日控訴したが、一夜明けてもネット上には厳しい意見が続出している。

控訴審で逆転ねらい今後も示談交渉継続か

 「強制性交等罪は5年以上の有期懲役刑なのでその最下限というわけですが、もともとは強姦罪だったものが2017年の改正で強姦罪の継承類型として施行されたものです。その際に最下限も3年から5年へと長くなりました。性犯罪の中でも最も重い罪で実刑となる可能性が高く、情状酌量による減軽がなければ執行猶予がつきませんから、そのためにも新井被告には被害者側との示談が必須だったわけです。結局、示談できなかったということです」(週刊誌の40代男性編集者)
 
 新井被告は今後、どうなるのか。

 「控訴審で逆転執行猶予判決をねらっているのでは、と思います。それには被害者側との示談交渉は続けるしかないでしょう。ただ起訴前の示談に失敗して起訴され実刑判決も下り、これまでの一連の経緯から見ても難航するのは確実です。もし減軽が認められれば法定刑の本来の下限の2分の1、この場合はもっとも軽くて2年6月まで下げることができるので、執行猶予の可能性も出てきます。それには初犯であることや常習性がないこと、被告の反省などさまざまな条件が勘案されますが、一番大きな要素といえるのが被害者側と示談がついて示談金の支払いが済んでいるか、支払い方法について具体的な合意がなされていることです」(法律関連メディアの50代男性編集者)

俳優としての実力は評価されていたが…

 よほどのことがない限り、判決が覆る可能性は低そうだ。この判決に呼応するようにネット上では「良い俳優だったが…酷い事をしたのだから当然。もっと素直で反省しているなら示談交渉もうまく行って執行猶予もあり得たのでは」「普通は控訴しないだろう。反省している様子が伝わってこない」「妥当だと思う。合意なしの性的暴行事件の事の重大さが広まってレイプが減るとよいのだが」と、新井被告に対する見方は厳しい。

 新井被告は俳優としての実力は高く評価され、さまざまな作品で活躍してきただけに、不祥事を起こしてしまうとその影響は甚大だ。

 新井被告は1979年、青森県弘前市の出身。2001年、映画「GO」で俳優デビューすると、翌02年の映画「青い春」で松田龍平とW主演。高い評価を受けた。その後も北野武監督の映画「アウトレイジ ビヨンド」など多数の作品に出演。テレビドラマでもNHK大河ドラマ「真田丸」はじめ、多くの作品で視聴者に親しまれてきた。安藤サクラ主演の映画「百円の恋」では日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝いた。

(文・志和浩司)

最終更新:12/3(火) 9:46
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