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市教委「児童が自ら奢っているのではないかと」…いじめ重大事態の認定は1カ月半後 尾木ママも対応の甘さを指摘

12/3(火) 21:08配信

メ〜テレ(名古屋テレビ)

 名古屋市の小学5年の男子児童が同級生6人から現金を要求され、10万円から20万円を支払わされていた問題を受け、3日、学校で学年集会が開かれました。

 貯金箱からお金が無くなっていることに気づいた母親が学校に相談してから、市の教育委員会が、いじめの「重大事態」と認定するまで、1カ月半以上かかりました。
 
 “尾木ママ“こと教育評論家の尾木直樹さんは、教育委員会の対応の甘さを指摘しました。

校長「先生にどんなことでも相談して」…急きょ開かれた学年集会

 3日、名古屋市の小学校で急きょ開かれた学年集会。
 5年生の児童全員が体育館に集められ、校長から「いじめ」に関して経緯の説明がありました。

 校長は、児童に対し「嫌な思いをしたときには、先生にどんなことでも相談してください」と話したといいます。

いじめ「重大事態」に認定した日の会見で市教委は謝罪

 2日、名古屋市は今回の問題を、いじめの「重大事態」として認定しました。

「いじめと思われる事案が起こったことについて、関係各所に大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」(名古屋市教育委員会 後藤健之首席指導主事)

「お金を持ってこないと遊ばない」と言われ母親の500円貯金箱から…

 教育委員会によると、いじめが始まったのは今年8月からでした。

「お金を持ってこないと遊ばない。お金をちょうだい」

 同じクラスの男子児童6人から現金を要求された男子児童は、母親が貯めていた500円貯金箱から現金を持ち出しました。その後も10月までに十数回にわたって現金を持ち出し、総額は10万円から20万円にのぼるとみられています。

 男子児童は、同級生6人とゲームセンターやフードコートに行き、ゲーム代や飲食代を支払っていたほか、スマートフォンのゲームに使うプリペイドカードを買わされていたということです。

児童自ら奢っているのではないかと判断遅れた市教委「お粗末な話でした」

 事態発覚までの経緯は…
 
 貯金箱から現金がなくなっていることに母親が気づき、10月8日に学校に相談。
 その後、学校は関係児童らに聞き取りを行い、11日には「いじめ」と認定していました。

 しかし、当初、学校から報告を受けた教育委員会は…

「『児童が自ら奢っているのではないか』と捉えてしまっていて、それが明確ないじめではないかということの判断を遅らせたことは間違いないです。お粗末な話です。申し訳ございません」(名古屋市教育委員会 後藤健之首席指導主事)

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最終更新:12/3(火) 21:08
メ〜テレ(名古屋テレビ)

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