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【WLN女子部発】実機レビュー! 美しい文字盤とムーヴメントを併せもつA. LANGE & SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)のサクソニア

12/3(火) 19:10配信

ウオッチライフニュース

【モデル紹介】

 女性編集者がレディースウオッチの新作を実際に見て、感想を交えて紹介する本企画。今回はA. LANGE & SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)から長年愛される定番コレクション“サクソニア”を紹介する。

 サクソニアは、ドイツの歴史に翻弄されたA.ランゲ&ゾーネが、1990年に復興を果たし、1994年に復興後初のコレクションとして発表した4モデルのうちのひとつ。A.ランゲ&ゾーネの創業の地であるドイツ・ザクセン州がモデル名の由来となっており、シンプルなデザインの随所に優れた技術が盛り込まれ、洗練された美しい雰囲気が多くの時計愛好家を引きつけている。

 また、6時位置にスモールセコンドを搭載するなど、伝統的な意匠も魅力的だ。
 今回は文字盤にマザーオブパールを採用したモデルを紹介していく。

 実機を見て真っ先に目に入ったのは、特徴でもあるマザーオブパールの文字盤。透き通るようなその色合いにひかれてブランドの担当者に質問をしたところ、純銀製の文字盤に天然のマザーオブパールを重ねているとのこと。
写真からも柔らかく上品な輝きを感じてもらえるだろうか。同ブランドに端を発する時計の産地、ドイツのザクセン州・グラスヒュッテがかつて銀採掘で栄えた街であることを想起させるディテールだ。

 使用されているムーヴメントは、1995年に発表された自社製のCal.L941.1。ムーヴメントを覆うようなプレートなど、その特徴に気付いてもらえるかと思う。これがグラスヒュッテ様式と呼ばれる、スイスとは異なるドイツ時計ならではの魅力なのだ。

 このプレートは“4分の3プレート”。同ブランドの創業者、フェルディナント・アドルフ・ランゲが開発したとされるムーヴメントの受け板で、素材には懐中時計の時代にも採用されていた洋銀を用いているとのこと。

 ほかにもテンプ受けに手彫りで施されたエングレービングや伝統的なディテールであるゴールドシャトンやチラネジをはじめ、手の込んだ作りをもつ。

 細部にまで施された装飾は、すべて熟練の職人が気の遠くなるような時間をかけて手作業で仕上げたもの。これだけでも本物志向の時計愛好家に愛される理由を感じ取ることができる。

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最終更新:12/3(火) 19:10
ウオッチライフニュース

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