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「これはパワハラであり女性差別です」足を痛めた女性たちが政府に求めたこと

12/3(火) 19:09配信

BuzzFeed Japan

2019年の新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれた「#KuToo」。

女性にヒール・パンプスの着用を義務づける職場があることに今年、異議の声が上がり、Twitterなどインターネットを通して多くの人が賛同した。

発起人の石川優実さんが12月3日、企業によるヒール・パンプス着用義務をめぐり、パワハラ対策指針案に明記することを求める要望書を、厚生労働省に提出した。【BuzzFeed Japan/冨田 すみれ子】

厚生労働省は年内の取りまとめを目指して、職場でのハラスメント対策に関する企業向けの指針を審議している。

しかし、10月21日に審議会で提示された指針案には、靴や服装規定への言及はなかった。

そこで、石川さんは「女性のみに対して靴や服装、外見に関する規定を課すことはパワハラにあたる」として、厚労省に対し、パワハラ対策指針に明記することを求める要望書を提出した。

実際に、大手の航空会社やホテルなどでヒールやパンプスの着用を義務付ける服装規定があり、それらは女性のみが対象となっている。

企業が女性のみに対して、足を痛める可能性の高いヒールやパンプスの着用を義務付けることをめぐり、石川さんは「これは女性差別であり、パワハラです」と指摘する。

厚労省に要望書を提出した後、省内で開いた会見で石川さんは、こう語った。

「パワハラの指針案に、服装についての言及がないまま、年明けに正式に発表されてしまうのは納得がいかないと思い、改めて要望書を出しました」

「企業からヒールやパンプスを指定され、足が痛めながら働いている女性がいる。労働者のことを思うならば、パワハラ指針案に入れるべきではないでしょうか。指針に盛り込まれれば、企業としても、『これはしてはいけないこと』というのが明確にわかります」

この運動の発端も、石川さんが働いていた葬儀業者に、業務中の服装規定としてヒールの高さに規定があり、石川さんも足を痛めながら仕事をしていたという経験だった。

石川さんは1月、仕事中にヒールで足を痛めたという経験と共に「いつか女性が仕事でヒールやパンプスを履かなきゃいけないという風習をなくしたい」とツイート。すると賛同の声が多く集まった。

2月に始めたオンライン署名も反響を呼んで、6月には集まった1万8千筆の署名を厚労省に提出。現在は、署名は3万1617筆に上っている。

「#KuToo」は、#MeTooのハッシュタグをまね、ヒール着用を強要され「苦痛」という思いと「靴」を掛け合わせてできた言葉。ハッシュタグとしてTwitterで使われてきた。

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最終更新:12/3(火) 19:37
BuzzFeed Japan

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