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疲労の原因は“脳”にあるかも。 精神科医がすすめる脳が疲れにくくなる方法

2019/12/3(火) 23:10配信

ELLEgirl

現代社会では、疲労の原因はずばり “脳”にあると言うのは、LA在住の精神科医、久賀谷 亮(あきら)先生。先端脳科学を研究し、アメリカ神経精神医学会認定医である先生に、著書『ロスの精神科医が教える科学的に正しい疲労回復』をもとに、疲れにくくなる方法を伝授!

疲労の2大要因は、デジタルツールとストレス

現代社会では疲れを感じている人が多く、体を休めても癒やされない「脳疲労」が深刻と語る久賀谷先生。大きな原因は、デジタルツールと社会的なストレスと分析する。「ヒトの脳の大きさは、この1万年で変わっていません。その一方で、インターネットの情報は脳の記憶容量の2000万倍にもなっています。同じサイズの受け皿に、極めて過剰なものが乗っているから過剰負荷なのです。それから、複雑な社会のストレスも疲労の原因。脳の前頭前野は情報処理や感情制御を担っていますが、ストレスがかかると働きがオフになってしまいます。それにより、ネガティブな感情や考えが躍動し始め、脳を占拠。脳の回路はヒートアップするのです。不安やイライラ、怒りなどネガティブな感情、考えこそが、疲労の原因になることは、データに表れています」。

「そもそも脳は考えることが好きで、脳の複数の場所を使っています。使う場所を数カ所減らすだけで、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク=脳回路)の過剰な活動を抑えることになり、脳は疲れにくくなります」と久賀谷先生。

ネガティブな考えをできるだけもたないことと、脳を使う場所を減らし、頭の中を空白にすること。その2つが、疲れにくくなるための鍵になるそう。

次からは、久賀谷先生による、疲れにくくなるための方法をお届け!

心に効く音楽をもっておく

ロンドンのクイーンメアリー大学のホール先生らによる2015年のメタ解析によると、手術前後の音楽が術後の痛みや不安、麻酔の量を減らすとともに、手術への満足度も高めたという結果が出ました。また、うつ病に長年、苦しめられていた人が、抜け出すために“マイ・ミュージック・リスト”を用意し、例えば悲しいときに聴く曲、イライラしたときに聴く曲など…を、そのときどきで聴くようにしていたところ、これが非常に効果があったといいます。音楽でよい気分がもたらされたら、それは脳の負荷を減らすはずです。

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最終更新:2019/12/3(火) 23:10
ELLEgirl

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