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高速船9人重軽傷 事故調入り

12/3(火) 20:16配信

KKB鹿児島放送

KKB鹿児島放送

 2日夕方、南大隅町沖で高速船が波の影響で揺れ、乗客9人がけがをしました。国の事故調査官が派遣され事故の原因を調べています。指宿港では3日朝、係留された高速船なんきゅう10号を海保が捜査していました。この日の運航はしけのため中止となっています。

 なんきゅう10号は2年前に造られ全長17メートル。定員66人で2日は乗員2人・乗客55人が乗っていました。シートベルトはバリアフリーの席を除いて、設置されていません。指宿港と根占港の間をおよそ20分で1日1往復していて、大きく揺れたのは2日の午後4時55分。根占港を出港してわずか5分後、港から300メートルほどの沖合いでした。

 乗客の男女9人がけがをして病院に運ばれ、愛知県在住の64歳の女性が首の骨を折る大けがをしたほか、4人が疑いも含めて腰の骨を折る大けがと診断されています。

 当時の風速はおよそ15メートル、波の高さは2.5メートルから3メートルで南大隅町では強風波浪注意報が発表されていました。

 高速船の出港基準は航路の風速が15メートル以下、波の高さが1メートル以下であることとしていてなんきゅうドックの社長は「きのうは基準ぎりぎりだったため出港した。事故を起こしてしまい申し訳ありません。」とコメントしています。

 また、会長は「きのうは50何人、指宿に帰られるお客さんがいた。だから送らないといけないといって無理もしたんだろうと思う。」と取材に答えました。

 国の運輸安全委員会は3日午後、船舶事故調査官を現地に派遣しました。45歳の船長や乗組員への聞き取り、船の運航記録などを調べることにしています。

最終更新:12/3(火) 20:16
KKB鹿児島放送

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