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新型ボルボS60に試乗。その出来は?

12/3(火) 7:01配信

LEON.JP

SUVやミニバンがメインストリームになって久しい。そんな時代にあっても各メーカーが気概を持って発表するのがセダンだ。ワゴンの人気が先行するボルボも例外ではない。V60のセダン版と言われてしまう時代に、満を持して発表されたS60にはどんな思いがこもっているのか?

ボルボの考える最良のセダンとは?

イタリアでは自営業のちょっとこじゃれた男性は、ボルボに好んで乗るとか。イタリア車もいいけれど、北欧テイストの個性が立った内装と、安全装備と、しっかりした走りを体験すると、選択の趣味は悪くないと納得するものがある。

日本における最新のボルボモデルは、2019年11月5日に発売になったばかりのセダン新型「ボルボS60」。ここでは何度か書いてきたと思うけれど、セダンは、じつはクルマの原型ともいうべきもの。そのよさは、乗り心地とフォーマル性にある。S60は、それにスポーティなテイストが加わっている。

2018年に日本に導入されたのがステーションワゴンの「ボルボV60」で、今回のS60はそのセダン版。全長4760ミリと伸びやかなボディに、最新のボルボ車のアイデンティティといえる、ちょっとアグレッシブなフロントマスクの組合せ。セダン=保守的というイメージなんて吹き飛ばしてくれる。

思い返すと、スウェーデンは優れたスポーツギアの国だった。フィッシング好きには「アブガルシア」のリールとロッド。スノースポーツを楽しむひとは「POC」のヘルメットや「ホグロフス」のウェアを知っているはず。

マリンスポーツだと「ハルベリ=ラッシ」のヨット(スウェーデンはヨット大国)がある。シティアウトドア派には「シュッテルハイム」のレインコートや、広範囲のアウトドアスポーツ用「ヘストラ」の手袋……と、すらすらと出てくる。

実際にボルボも、クルマの宣伝にはセーリングなどのアクティビティのイメージをよく使う。イメージするオーナーの生活といえば、普段は仕事をバリバリしていても、休日をしっかり取って、彼女とか乗せて、海や山や野原へと出かける(おそらくゴルフも)。

新型S60だって、そういうひとに向けて開発された、疲労しにくく、快適で、それなりに速くて、かつ安心感が高いクルマというのがセリングポイントなのだ。

ボディサイズは、全長4760ミリ、全幅1850ミリ、全高1435ミリで、ホイールベースは2870ミリと長い。競合のひとつになりそうなメルセデス・ベンツCクラスを比較に持ち出すと、こちらは全長4690ミリ、全幅1810ミリ、全高1445ミリで、ホイールベースは2840ミリと少しずつ短い。

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最終更新:12/3(火) 7:01
LEON.JP

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