ここから本文です

「地球を救う食パン」に予約殺到のワケ パン店や寺院が取り組む「SDGs」とは?

12/3(火) 18:34配信

MBSニュース

昨今、食パンの専門店がちょっとしたブームになっていますが、大阪では「地球を救う食パン」に予約が殺到しています。一体、どんなパンなのでしょうか。

大阪・鶴見区にあるパン店「ダンクブロート」。100種類のパンの香ばしい香りが食欲をそそります。ここで月に一度だけ、“特別な食パン”が販売されているということで、西靖アナウンサーが訪れました。

「国産小麦を使用していて、小麦の香りがすごくいいので、それを、消さないように焼いています。」(ダンクブロード 吉村貫さん)

西アナウンサー早速、試食させていただきました。

「噛んでる間の鼻に来る香りがめちゃくちゃいい。」(西アナウンサー)

その特徴はなんといっても国産小麦の風味。月に1回、200本の限定販売です。さらに…

「1本売れるごとに『途上国の子どもたちに給食1食分の寄付』をしている。うちはこの食パンで『SDGs』を何項目か達成できるように作っている。」(ダンクブロード 吉村貫さん)

『SDGs』それは国連で採択された2030年までの国際目標です。貧困や気候変動など地球が抱える問題を解決するため17の目標(※)を掲げました。そして未来に向けて誰もが住みよい社会・環境を持続していこうというものです。

この食パンは「SDGs食パン三宝(税抜800円)」という名前で『国産小麦使用』『200本限定』『売り上げから寄付』という3つの特徴がSDGsに適っているといいます。

「(Q『国産小麦を使っている』というのもSDGsの理念と重なる部分があるんですか?)海外の小麦、国産の小麦、どちらが輸送エネルギーがかかるかというと、圧倒的に国産小麦の方が輸送エネルギーは少ない。なのでCO2削減ができる。(※13.気候変動)」(ダンクブロード 吉村貫さん)

では200本限定は?

「パン屋さんは普通の飲食店と違って、ある程度パンを並べておかないとお客さんに満足していただけない。食品ロスになりやすい業界。」(ダンクブロード 吉村貫さん)

月に一度は食パン200本だけの日を設け“廃棄ゼロ”を実現。働く側の負担も軽減できます(※8.成長・雇用)。ただこの食パン、コストはかかるようで…

「正直なところ(国産小麦は)倍以上する。普通の食パンを税抜800円で売ってるほうが、店としては成り立つけど、SDGsのためにしてる。」(ダンクブロード 吉村貫さん)

その甲斐あってか、お客さんにはSDGsの理念も伝わっているようです。

「なんか、買ったらいくらかを『寄付(※2.飢餓)』するいうから、それならいいなと。」(食パンを購入した客)

1/2ページ

最終更新:12/3(火) 18:34
MBSニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事