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“食べる絵本”で食育!インスタグラマーとのコラボも 老舗和菓子店の狙いとは

12/3(火) 11:02配信

中京テレビNEWS

 “食べることができるという絵本”が話題になっているといいます。そこには、老舗和菓子店のある狙いがありました。

 “食べる絵本”を初めて体験するという家族を訪ねました。

 絵本が好きな7歳の女の子がお母さんと一緒に読むのは、かわいいピンクの絵本。

「わらわが食べたいのは、もっと美しい食べ物じゃ」(お母さん)

 食いしん坊なお姫様の物語を興味津々に聞いています。

 そして…。

「葉っぱかな」(女の子)
「じゃあ葉っぱ作ってみようか」(お母さん)

 なんと、絵本には和菓子のレシピが。

 実はこれ、「さわってつくってたべる絵本」です。絵本と一緒に入っているキットだけで、お姫様のために“練りきり”という和菓子を作ることができます。

「(手にあんが)くっついてしょうがない」(女の子)

 白あんベースの生地をこねたり、こしあんを包んだりして、かわいい形を作ります。初めての経験に苦戦しながらも、ようやく完成。

「どうだった?」(記者)
「楽しかった」(女の子)

 そう言うと、すぐに2つ目にとりかかっていました。作った後は笑顔でパクリ!

「すごくおいしい。ふんわりしていて、あんこがおいしい」(女の子)
「こんなふうに作っているのが知れて、楽しかったです」(お母さん)

 お母さんも女の子も大喜びの和菓子が作れる絵本。一体なぜ絵本に、和菓子なのでしょうか?

 その答えは三重県鈴鹿市にある店「大徳屋長久 広瀬店」にありました。創業はなんと江戸時代、300年以上続く老舗和菓子店です。

 この絵本を世に出したきっかけについて、社長が語ってくれたのは“ある危機感”でした。

「和菓子自体が昨今、日本で希薄化してるなというのをずっと常に思っていて。もっと生活に溶け込ませたいという思いがあって」(大徳屋長久 十六代目 竹口久嗣社長)

 しかし、去年、家庭で簡単に和菓子がつくれるキットを考案したものの、ほとんど売れなかったといいます。

「キットを用意することはできるけど、売ることがへたくそだった」(竹口社長)

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最終更新:12/3(火) 11:07
中京テレビNEWS

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