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若い頃にくらべて、二日酔いがつらくなってきた……これってなぜ?

12/3(火) 11:23配信

ハフポスト日本版

なんだか前より二日酔いがひどくなってきたなあ。前はたくさん飲んでも翌日の朝はスッキリ目覚められたのに。

二日酔いの頭痛に苦しみながらそう思ったことがある人は、少なくないかもしれない。

なぜ若い時に比べてお酒を飲めなくなったり、二日酔いがつらくなったりするのだろうか。

年齢とともにつらさを増す二日酔いやその改善法については、残念ながらまだ科学は完全に解明できてない。しかし専門家たちの間では、いくつかの学説がある。

体の中で一体何が起こっているのか。学説のいくつかを見てみよう。

学説1:肝臓中の酵素が減る

まずは、お酒が分解される仕組みからスタートしよう。

お酒は、肝臓にある酵素によって「アセトアルデヒド」という物質に分解される。アセトアルデヒドには毒性作用があり、頭痛や吐き気などを引き起こす原因となる。

このアセトアルデヒドが別の酵素によって酢酸(アセテート)に分解されて、さらに二酸化炭素や水に分解される。

つまり肝臓にある酵素が、アルコール分解を助ける。しかしこの酵素の量は、年齢を重ねるにつれて減るということがわかっている。

酵素が減ることで、若い時ほどアルコールを効率的に分解できなくなる。そうするとアセトアルデヒドは若い時より体に長く残って、むかつきや頭痛などひどい二日酔いの症状を引き起こしてしまう。

学説2:体の回復プロセスが弱まる

風邪からの回復やトレーニング後の疲れからの回復は、年齢とともに時間がかかるようになる。飲み過ぎも例外ではない

「年齢を重ねるにつれて、体の新陳代謝が変化し、神経機能が回復する能力が遅くなると考えられています」と、アメリカ国立アルコール乱用・依存症研究所のジョージ F・クーブ所長はハフポストUS版に説明する。

回復力が弱まるのは、免疫機能が老化することも原因の一つだとタイム誌は指摘する。

同誌によると、年齢とともに免疫機能が徐々に弱くなることで、若いときと同じように回復しなくなる。

学説3:ライフスタイルの変化

人生というのは、誕生日を迎えるごとに責任が増えるものだ。

若いときは、二日酔いになってもベッドで一日中ゴロゴロしていられた。だけどその時間は、次第にプロジェクトの提案や子ども遊ぶ時間にとって変わられてしまう。

それはつまり、年齢を重ねるごとに二日酔いから回復する時間が少なくなるということ。そして新たに加わった責任が、さらなる胃痛や頭痛に痛みになっている可能性がある。

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最終更新:12/3(火) 11:23
ハフポスト日本版

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