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「生理が恥ずかしいこと」だって、子どもに教えたくない

12/3(火) 10:10配信

magacol

映画『生理ちゃん』の公開が決まるなど、実は今世の中は“第3次生理ブーム”! これから初潮を迎える女の子のために、生理痛に苦しむママに、よくわからないけど大変そうと思っているパパも必読。パパ&ママでもある3人の識者が生理と日本の未来について真剣に語りました。

生理を恥ずかしいと思ってしまうのは、なぜ?

佳子 小学生のとき「まだ生理がこない」とみんなで話していたのに、ひとりの子の下着が赤く染まっているのを目撃してしまい。そのときに“家族以外には内緒にしなきゃいけない“とインプットされた記憶があります。

田中 経血漏れは、生理をネガティブに感じてしまう大きな要因ですよね。ナプキンがなく脱脂綿を使っていた時代は、経血漏れなんて当たり前。今の女性の社会進出は、ナプキンの進化があってこそですが、高性能になった分、経血漏れが稀になり、余計に恥ずかしく感じてしまう状況があるのかもしれません。インドでは経血漏れを指摘されて自殺、なんて事件もありましたから。

竹下 多くの男性はそもそも生理のことをよく知らないから、経血漏れに気づいたとしても手の差し伸べ方や、恥ずかしさの真意すらもわからない。僕も生理を理解しだしたのは、妻の生理痛を目の当たりにしてからです。それ以前は「生理でイライラしてるの?」なんて、思いやりのない発言をしていたかも。

わかってほしいのは個人差。教えたいのは選択肢

佳子 女性同士でも生理痛の重さの違いなどで「私が大丈夫だから、あなたも平気でしょ」みたいなことはあります。生理は大変と労わられるよりも、どうしようもない体調不良が起こること、個人差があることを社会が理解してくれるのが理想です。

田中 そうなんです。生理には個人差があるし、その個人差に合った“選択肢“も多くあります。小学生でも、先々の選択肢としてプールのときはタンポンが安心とか、生理痛には鎮痛薬以外にも低用量ピルが有効だとか、辛いのを我慢するだけじゃない生理との付き合い方を教えてあげたいです。

佳子 でも、タンポンは怖くないですか? 菌が繁殖して足を切断したなんて怖いニュースも。

田中 トキシックショック症候群のことですね。滅多に起きないことですが、正しい使い方を教える必要がありますよね。

竹下 部下の生理痛の告白で立ち上げた#ladies be openをきっかけに、僕も生理についていろいろ調べましたが、皮下インプラントで生理をなくすという話題も出てきていますよね。

佳子 生理がなくなる?

田中 皮下インプラントはピルと違って「飲み忘れ」もありません。普及すれば、女性たちが生理痛だけではなく、“生理から解放される日“が近い将来やってくるかもしれません。「自然に逆らうなんてよくない」というご意見もあるかもしれませんが、女性は人生で平均450回も生理を経験するんです。あまりの辛さに絶望している人もいるのに、必ずしもNGと言えませんよね。

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最終更新:12/3(火) 10:10
magacol

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