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台風19号による災害ごみ 広域処理進む

12/3(火) 19:05配信

KHB東日本放送

台風19号による災害ごみの広域処理が進んでいます。宮城県角田市では災害ごみの一部を山形県内で処理することが決まり、搬出作業が始まりました。
角田市の災害ごみ置き場では3日午前8時半ごろから木くずなどの可燃物約12トンがトラックに積み込まれ山形県中山町の民間の焼却施設へ向け運び出されました。
焼却処分は3日から行われ今後、1週間に約30トンのペースで災害ごみが搬出されます。
角田市の災害ごみは1万8190トンと推計されていて、このうち可燃物は約3700トンです。角田市では、山形県に可燃物約3000トンの処理を依頼したい考えで今後、宮城県を通じて山形県側と調整する方針です。
大友喜助角田市長「災害ごみの処理を1年ないし2年、できれば1年ですべて処分をしていきたいと思います」
また3日午前8時過ぎ、青森県八戸市のセメント工場には水に浸かり販売できなくなった宮城県大郷町の米、約20トンが運び込まれました。
コメは燃料の一部として焼かれ、燃え残った灰はセメントの材料として使われます。
八戸セメント環境課田中晴樹課長「実際に被災した現地も確認しています。かなりまだひどい状況が続いていますのでとにかくできる範囲で協力していきたいと」
大郷町の仮置き場には浸水し販売できなくなった米、約200トンをJAが保管していて町では12月27日までに八戸市の工場にすべて搬出する予定です。
JA新みやぎあさひな営農部・佐藤俊幸さん「宮城県内ではなかなか処理しきれない部分があったのを他県の協力を得て処理できるというのは感謝しかないという形です」
このほか、12月4日には角田市の災害ごみを茨城県の処理施設が受け入れることが決まっています。
広域処理は進んでいますが県内の災害ごみは約30万トンと推計されていて完了のめどは立っていません。

最終更新:12/3(火) 19:05
KHB東日本放送

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