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「乾燥」と「結露」冬の悩みを両方解決しよう

12/3(火) 7:39配信

ウェザーニュース

 冬になると気になるのが空気の乾燥…ですが、潤いを重視しすぎると窓の結露に悩まされるなんてこともありますよね。

 果たして両立は可能なのでしょうか。

結露の原因は「空気が冷える」こと

 部屋の中が暖かいから結露が…というわけではありません。
 実際、窓の結露を取り去るには、窓を温めてあげれば良いのです。車のデフロスターを思い出してみてください。温風や電熱線で窓を温めてあげると曇りが取れますよね。

 なぜ窓に結露が出来るかというと、同じ室内でも窓の周辺は周囲と比べて室温が低いからなのです。ガラス窓や金属サッシなどは熱を通しやすいため、窓を閉めていても熱を外に逃がしているというわけです。

室温が下がると結露が出来る理由

 室温20℃で湿度60%の部屋があるとします。この60%は「相対湿度」と呼ばれる数字です。空気中には水蒸気を含むことが出来る量の限界が決まっていて、その限界までのうち何%含んでいるかという意味です。空気に対する水の割合ではないので、100%は水の中という意味ではありません(笑)

 具体的にこの部屋の中だと、縦横高さ1メートルの空間に約10グラムの水分(水蒸気)を含んでいることになります。この10g/㎥を「絶対湿度」と呼びます。
 ちなみに、水蒸気は目に見えません。

 この部屋の中で、窓際では空気が冷えて10℃になってしまったとします。
 空気は温度が下がると水蒸気を含める限界も少なくなる性質があります。つまり、同じ10グラムの水蒸気を持っていても、空気が冷えるとだんだんその限界に近づいてしまい、「相対湿度」は上がってしまうのです。

 グラフを見ると、室温が下がるにつれて相対湿度は上昇して、15℃では約80%になり、約11℃で100%に届いてしまいます。

 湿度が100%になると、それ以上空気は水蒸気を含むことが出来なくなってしまいます。さらに冷やすと、余った「水蒸気(気体)」は、「水滴(液体)」と「熱」として空気から放出されてしまうのです。
 ここで出てきた水滴こそが「結露」というわけです。

 つまり…結露が出来ると、空気中から水分が失われていることになるのです!結露は空気の乾燥を招いているわけです…。

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最終更新:12/3(火) 7:42
ウェザーニュース

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