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KOSPI、来年は米証券市場の株価上昇率を上回るか…世界投資銀行「比重拡大」

2019/12/3(火) 17:51配信

ハンギョレ新聞

モルガン・スタンレー、KOSPI2350展望 「韓国企業利益上昇傾向に反転」  ゴールドマン・サックス、JPモルガン「ハイテク株注目」 高く評価された米証券市場には警戒心  主要8機関がS&P500は3.2%↑予想 来年末の展望値は中間値3260にとどまる

 “24.1% 対 181.7%”
2010年以後、韓国のKOSPIと米国のスタンダードアンドプアーズ(S&P)500指数の累積上昇率だ。谷が深ければ山が高いように、世界の主要投資銀行(IB)が最近韓国証券市場に相次いでラブコールを送り、KOSPIが来年には米証券市場を追い抜く大反転を成し遂げるかが注目される。

 2日、証券業界の資料によれば、モルガン・スタンレーはKOSPIが来年上昇ラリーを繰り広げるだろうとし、目標指数として2350を提示した。これはこの日の指数(2091.92)を12.3%上回る水準だ。モルガン・スタンレーは「最近のKOSPIの劣勢は、米中貿易紛争とマクロ経済条件の弱化に伴うもので、すでに指数に反映された」と見た。さらに「韓国企業の利益が今年の33%減少から来年は25%増加に反転するだろう」とし、韓国証券市場に対する投資意見を「比重維持」から「比重拡大」に高めた。ゴールドマン・サックスは、韓国企業の純利益が来年には22%増加すると見通した。特に「メモリー半導体サイクルの反騰に力づけられ、半導体輸出企業が恩恵を受け取るだろう」とし、韓国証券市場に対する投資意見を「市場比重」から「比重拡大」に高めた。JPモルガンは、来年のアジア株式市場を肯定的に展望し、特に韓国株式に対する「比重拡大」を勧告した。同社のアジア担当責任者は「韓国は核心市場の一つであり、情報ハイテク株が製品需要の回復により良い成果を出すだろう」と予想した。

 一方、米証券市場に対しては地味な展望が出てきた。ウォールストリートジャーナルによれば、主要8機関の来年末時点のスタンダードアンドプアーズ500指数展望値の平均は3241で、現在の指数(3140.98)に比べれば3.2%しか高くない水準だ。今年この指数が25.3%上昇するなど、ニューヨーク証券市場の3大指数は連日史上最高値を更新し続けた。モルガン・スタンレーとUBSは、逆に現水準より低い3000を展望値として提示した。ロイター通信が発表したアナリスト世論調査結果も、展望値の中間値が3260となり、低い評価を受けた。モルガン・スタンレーは、来年の米大統領選挙が市場の不確実性として作用し、相対的に高く評価された株価が米証券市場のリスク要素として作用するだろうと見通した。

 これに対しKOSPIが3年ぶりに米証券市場の上昇率を追い抜くかに関心が集まっている。2010年以後の10年間、KOSPIが米証券市場を追い抜いたのは、2010年と2015年の二度だけだ。2017年にはKOSPI(21.8%)がスタンダードアンドプアーズの上昇率(19.4%)をやや上回ったが、ダウジョーンズ指数の上昇率(25.1%)には大きく及ばなかった。

 投資銀行は、来年は外国人の買い傾向が再開され、ハイテク株が韓国証券市場の反騰を牽引すると展望した。モルガン・スタンレーは「来年、ウォン貨(韓国ウォン)が強勢を見せ、外国人資金の流れを改善する助けになるだろう」とし、新興国市場で韓国を2番目に好むと明らかにした。ゴールドマン・サックスは「韓国経済の成長率が今年の1.9%から来年には2.1%まで上がってくるだろうが、依然として潜在成長率に至らず、追加的な通貨緩和があるだろう」としながら「5世代移動通信(5G)需要の増加などが実績回復に肯定的影響を与えるだろう」と予想した。ただし、米国の経済と証券市場が大きく揺れる場合、KOSPIが影響を受けずに単独で上昇することは難しいという展望も少なくない。

ハン・クァンドク先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:2019/12/3(火) 17:51
ハンギョレ新聞

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