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価格高騰のきっかけになった!? ハリウッド映画に登場した日本車3選

12/3(火) 14:10配信

くるまのニュース

ハリウッド俳優並みの存在感を発揮する日本車たち

 なぜハリウッド映画には、日本車が度々使用されるのでしょうか。それは、日本が経済成長真っただ中の時代まで遡ります。

ハリウッド映画で大活躍の日本車を写真で見る(13枚)

 当時の日本は、経済力や技術力が年々向上しており、国際化や産業化が著しい時期でした。そんな日本という国は世界にとってオリエンタルでエキゾチックな存在でもあり、脅威でもあったのです。

 その存在感はハリウッドも無視できないものとなり、さまざまな日本製品がハリウッド映画で使用されはじめました。もちろんその中にはクルマも含まれており、アメリカ車やヨーロッパ車にはない魅力や興味を引いたことから、映画の撮影に使用されました。そんな、ハリウッド映画に登場した日本車を3車種ピックアップして紹介します。 

●『ワイルド・スピード X2』/日産「スカイラインGT-R R34」

 日産「スカイラインGT-R (R34型)」は、近年のカーアクション映画でもっとも有名な『ワイルド・スピード』の続編となる『ワイルド・スピード X2』のオープニングシーンで使用されました。

 主人公はチューンナップされたシルバーのスカイラインGT-Rに乗って登場。違法なストリートレースに参加したあと、警察官たちに取り囲まれて華麗なテクニックで逃げ切ろうと試みますが、最後は仲間と共に捕えられます。

 スカイラインGT-Rは、警察の架空の特殊兵器によってクラッシュしてしまいますが、フロリダの夜を疾走する姿は多くの自動車ファンを虜にしました。

 そんなスカイラインGT-Rは、1999年に最後のスカイラインGT-Rとして販売され、スカイラインファンに限らず国内外から高い人気を得ています。

 搭載されたエンジンは最高出力280馬力でR32型やR33型と変わリませんが、トルクは392Nmとアップされ低回転域での快適性を向上。ボディサイズもホイールベースで75mm、全長で55mmと先代のR33型よりも小さくなり、フェイスデザインも、より端正なものとなりました。

 人気も販売台数も好調でしたが、残念ながら2002年に生産終了。しかし、生産終了前に発売された限定モデルが発売直後に売り切れるなど、最後のスカイラインGT-Rとして有終の美を飾ったモデルです。

●『ベイビー・ドライバー』/スバル「インプレッサ WRX」

 スバル「インプレッサ WRX」は、2017年に日本で公開されヒットしたカーアクション映画『ベイビー・ドライバー』のオープニングで、強盗シーンに登場しました。

 真っ赤なインプレッサ WRXが、仕事中に自ら選曲した音楽を聞くことで神業のようなドライビングが可能となる主人公によって、華麗に操られています。

 警察の追跡から逃れるために180度ターンを繰り出したり、シボレー「クルーズ」とフォルクスワーゲン「ジェッタ」と共に並走するなど、とても印象的なシーンが多く登場します。

 また、映画で使用されたインプレッサ WRXは複数用意された上で撮影がおこなわれ、カーチェイスのシーンなどは特殊効果があまり使用されていないようです。

 劇中のインプレッサWRXは2005年にマイナーチェンジして、フェイスデザインがそれまでの涙目から鷹目になったモデルでした。

 搭載されたエンジンはラリーやレースなどで培われた水平対向4気筒ターボで、最高出力は280馬力、最大トルクは421.4Nmと力強く、インプレッサ WRXの加速性能や走行性能の高さがスクリーンから溢れ出ていました。

●『ルーパー』 /マツダ(ユーノス)「ロードスター」

 マツダ(ユーノス)「ロードスター」が登場するのは、近未来の腕利き殺し屋が主人公のハリウッドSF映画『ルーパー』です。

 主人公は、普段の仕事ではくたびれたトラックに乗っていますが、余暇を楽しむ時は赤いロードスターに乗り換えて同僚達とドライブを昼夜楽しみます。そんな主人公と共に優雅に走るロードスターの姿は、殺伐とした物語の中で美しさを放っていました。

 映画『ルーパー』の舞台は、主人公が生きる2044年に設定されています。そのため、このロードスターは1997年に生産が終了してから50年、もしくはそれ以上経ったクラシックカーということ。実際に2044年になった時、これほど綺麗な状態のロードスターが残っているのかは、気になるところです。

 初代ロードスターはアメリカで1989年に「MX-5 ミアータ」として発売され、同年9月に日本でも販売が開始されました。

 1.6リッターの直列4気筒DOHCエンジン(NA6CE型)を搭載し、最高出力は120馬力とあまり大きくありませんが、軽量ボディのため老若男女が軽快な走りを楽しむことができる1台です。

 販売台数は世界各国で順調に伸び、アメリカのスポーツカー専門誌では1990年のカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
 
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 今回ご紹介したほかにも、日本車が活躍する映画はまだまだあります。

 今後公開される映画の中で日本車が使用されていた際は、ぜひチェックしてみてください。

Peacock Blue K.K.

最終更新:12/3(火) 15:00
くるまのニュース

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