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富士町で予約制大型タクシー試験運行 路線バス代替で

2019/12/3(火) 13:33配信

佐賀新聞

 昭和自動車(唐津市)の路線バス再編で、代わりの公共交通手段となる予約制コミュニティーバスの試験運行が2日、佐賀市富士町で始まった。町民32人が4エリアを回るジャンボタクシーに試乗した。「自宅近くで乗降できる」と評価する声がある一方で、乗り降りする際の車両の段差の解消を求める意見もあった。試験運行は6日まで実施し、26日の町公共交通検討会議で課題を報告する。

 2020年4月の本格運行を前に、早朝や夕方の通学便を除き、病院通いや買い物などに使われる日中便の一部を無料で運行した。10人乗りジャンボタクシー4台で「市川・杉山」「北山東部」「循環線」「北山中原」の4エリアの一部路線を回った。

 昭和バスやこれまで運行してきたコミュニティーバスの停留所に20カ所を加え、114カ所に増やす。北山東部エリアで県民の森入り口から古湯温泉まで試乗した女性(71)は「近くのバス停にはこれまで通学便しか来なかったから、離れた停留所まで車で送ってもらうしかなかった。月1回の同窓生との会合に行きやすくなる」と歓迎した。

 利用するには事前登録を済ませた上で、各便の出発前に電話での予約が必要になる。富士支所前から富士大和温泉病院を往復する「循環線エリア」の便を利用した納富房子さん(73)は「電話で予約するぐらいだからそんなに大変ではなかった」としつつ「つえをついているからジャンボタクシーの段差が気になる。金銭的には助かるけれど、転ぶ不安があるからこれまで通りタクシーを使ってしまうかも」と話した。

最終更新:2019/12/3(火) 13:33
佐賀新聞

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