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【香港国際競走】シャティンで勝った騎手によるコース解説

12/3(火) 7:00配信

スポーツ報知

◆香港国際競走(12月8日、シャティン競馬場)

 香港国際競走は、シャティン競馬場の4つの距離で行われる。かつて同距離で勝利したことがある騎手のコメントとともに、それぞれのコースについて解説する。

<12、13年香港スプリント 岩田康騎手>

 「正直、最大の勝因はロードカナロアの能力が抜けていた。それに尽きます(笑い)。3、4コーナーは非常に乗りやすく、直線も長い。ジョッキーとしてはレースをしやすいですね。実力のある馬がしっかりと力を出せる、紛れの少ないコース。だからこそ、カナロアが圧倒的なパフォーマンスを見せられたと思います。芝は重さもありますが、日本馬でも走りやすい馬場です」

 【芝1200メートル】向こう正面からスタートし、最初のコーナーまでは上り坂で約300メートルと短いため序盤の攻防が激しくなりやすい。先行馬はスピードに加えて、パワーも求められる。バンク状のコーナーを回り、430メートルの最後の直線はゴールに向かって緩やかな下り坂。ゲート番ではコースロスを抑えられる内枠が若干、有利な傾向となっている。

<19年クイーンエリザベス2世C 松岡騎手>

 「直線がある程度長いし、乗りづらさはないです。馬場が硬いんですよね。日本より全然硬い。全体的なイメージとしては大井競馬場の外回りみたいな感じ。ただコーナーはちょっと大井の方がキツイかな。回りやすいし、乗りやすい。平坦な感じですからね。思ったところで追い出して、脚があれば勝てるイメージ。強い馬が強い勝ち方をできる競馬場です」

 【芝2000メートル】スタンド前からの発走で客席の声をダイレクトに受け、テンションの高い馬はゲート入りがポイントに。最初の1コーナーまでが短いため、序盤のポジション争いが激しくなりやすい。ゲート番では1番が最も勝率が高く、ロスを抑えて運ぶことが勝利への近道か。17/18年に初めて2分の壁が破られ、最近は高速化が進んでいる傾向にある。

<01年マイル 福永騎手>

 「直線が長くて、阪神の外回りコースに似ている。強い馬が勝ちやすいコースで、紛れが少ないイメージですね。当時は日本馬が3勝して、君が代が3回流れて、特別な一日でしたね」

 【芝1600メートル】スタートは2コーナーへの合流する付近。最初のコーナーまでが長いため、隊列は早く決まりやすく、スローの流れが一般的。モーリスが勝った15年は良馬場で1分33秒9だったが、今年は1分32秒台の決着が多く、速い時計への対応がポイントになりそう。枠の有利不利はそれほどなく、純粋に能力の高さが求められる傾向にある。

<01年ヴァーズ 武豊騎手>

 「最初のコーナーまでに距離があるし、シャティン自体、癖のないコースだと思います。直線も長いぶん、スローペースになることが多いですかね。芝は結構、力のいる感じ。北海道の洋芝のイメージです。雨が降ったらすごく力を要する馬場になるので、パワータイプが合う印象ですね。そんなに紛れはないと思うし、競馬のしやすいコースだと思います」

 【芝2400メートル】現在の香港競馬では最長距離。4コーナー付近の直線の入り口からスタートし、最初のコーナーまで約500メートルあるため早く隊列が決まって流れはスローになりやすい。一方で後半はペースが一気に上がる傾向にある。スタミナと瞬発力が求められ、ロングスパートができる馬はアドバンテージが大きい。枠の有利不利はそれほどない。

報知新聞社

最終更新:12/3(火) 10:06
スポーツ報知

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