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桜を見る会、安倍政権のごまかし見破る六つの注意点 野党を批判している場合でない理由

2019/12/4(水) 7:12配信

47NEWS

 「桜を見る会」とその前夜祭が問われている。問題だらけだ。なのに、安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは、ごまかして逃げようとしている。ごまかしを許さないために野党が物証をつかもうとすると、「いつまでも、くだらないことを」と外野から非難の声が上がる。

 しかし、ことは公職選挙法と政治資金規正法の違反に首相が問われているという問題だ。さらに、要人や功績・功労のあった人々を招待する「桜を見る会」に、反社会的勢力の関係者が参加していた疑いも出ているが、それも名簿がないからと検証できていない。

 「いつまでも、くだらないことを」と言う人は、非難の矛先を野党に向けようと躍起になっている。だが、さっさと問題を収束させたいのであれば、ホテルに明細書を出させろ、首相は招待者名簿や受付票を探すよう指示しろ、野党の質疑にきちんと答えよ、と言うべきだ。そう言わずにあえて問題の焦点をぼかそうとする人の意見に、惑わされるべきでない。(法政大学教授、国会パブリックビューイング代表=上西充子)

* * *

 森友問題、加計問題、統計不正等々、首相官邸の不適切な関与が疑われるさまざまな問題がこれまでにあったが、どれも官邸が関与したとの決定的な証拠がなく、官僚が勝手に忖度したかのように処理されてきた。

 けれども、前夜祭の夕食会は安倍晋三後援会が主催したものだというし、「桜を見る会」の主催者は首相だ。自分は知らなかったと言い逃れることはできないし、ブログや写真、証言など証拠はそろってきている。

 問題は、わかりやすい。ホテルニューオータニの立食パーティーが会費5000円というのはあり得るのか、唐揚げを増やせばできるのかとか、ホテル発行の明細書はなぜないのかとか、後援会関係者はなぜ「桜を見る会」の開門前にセキュリティーチェックもなく入場し先に記念撮影できたのかとか、来年の招待者が決まる前になぜ今年の招待者名簿は廃棄したとされているのかなど、常識に照らして「おかしいだろ、それ」と判断できることが多い。

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最終更新:2019/12/4(水) 11:55
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