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本田医師が最高賞 社会デザイン賞

2019/12/4(水) 8:10配信

福島民報

 社会デザイン学会の今年度の社会デザイン賞で、広野町の高野病院の本田徹医師(72)が最高賞の大賞に選ばれた。県助産師会は学会奨励賞を受けた。社会デザイン学会が三日発表した。
 地域社会づくりを研究する大学の研究者や有識者でつくる社会デザイン学会が毎年実施しており七回目。大賞候補、学会奨励賞候補の各四件について、社会デザイン学会長の北山晴一立教大名誉教授ら七人が選考した。
 本田氏は愛知県出身。貧困や災害などの現場から「誰一人取り残さない医療」への思いを強くし、最前線で活動してきた。二月から高野病院の常勤医として勤務している。東京にも通いながら、路上生活者など生活困窮者と向き合っている。生活困窮者への無料診療も続ける。「身の引き締まる思い。『今の仕事を頑張って続けていきなさい』との激励と受け止める」と語った。
 県助産師会は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故以降、妊婦や乳児を抱えた母親への個別相談、電話相談、産後ケア、子育てサロンなどの活動を本格化させた。県内各地の助産師の協力を得て、訪問や来所でのケア体制を整えた。最近は県や自治体からの委託事業につなげるなど活動を継続している。小谷寿美恵会長(53)は「女性が安心して子どもを産み育てられるよう頑張りたい」、石田登喜子専務(68)は「不安を抱える母親を支援するため活動を続けたい」と話している。
 学会奨励賞には他に県外の一人と一社が受けた。八日に東京都の立教大池袋キャンパスで表彰式を行う。
 県内からは第一回で菅野典雄飯舘村長が大賞を受けた。

最終更新:2019/12/4(水) 8:10
福島民報

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