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燃料搭載量の”申告ミス”で600万円罰金のフェラーリ。FIAの調査は「今年少なくとも10回は受けた」

2019/12/4(水) 12:04配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリはアブダビGPで、5万ユーロ(約600万円)の罰金を科された。これは、FIAがシャルル・ルクレールのマシンに搭載されていた燃料量を決勝レース前にチェックした際、事前にチームが申告した量と4.88kg違っていたことが原因だった。

【動画】2019年F1アブダビGP決勝ハイライト

 今季のフェラーリは、オイルを不正に燃料させたり、燃料流量センサーを合法ではない形で使用することで、パワーを手にしているのではないかと疑われてきた。そのため今回の調査も、その様々な”疑惑”をFIAがチェックするためのモノだったのではないか……そんな噂も上がった。しかしフェラーリ曰く、チームが燃料搭載量のチェックを受けたのは、アブダビが初めてではなかったという。

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、次のように説明する。

「我々が調査を受けるのは、今回が初めてではない。今シーズン、少なくとも10回はチェックを受けているんだ。そして、常に問題はなかったが、今回の日曜日には矛盾があった」

 ビノット曰く、燃料重量をチェックする手順はよく理解しているという。

「レースのスタート時に、マシンに搭載されている燃料の量を宣言する」

「FIAは時々、マシンの重量を量り、マシンを空にして再び計量しようとする。彼らはその違いを確認し、(申告されたモノと)差があるかを確かめるのだ」

 アブダビGPの決勝レースで、ルクレールとチームメイトのセバスチャン・ベッテルは共に、燃料を節約するモードで走るよう指示を受けた。しかしビノット代表は、これはFIAが指摘した問題に関連したことではなく、信頼性に懸念があったため、エンジンを労わるべく選択されたものだったと主張する。

「オースティン(アメリカGP)では、シャルルがエンジンの問題に見舞われた。走行距離に関して、リスクに晒される可能性があることが分かっていたのだ」

「我々はどうにかして、タイヤを労らなければならなかったと思う。少なくともハードタイヤではね。場合によっては、ワンストップでレースを走りきることを目指す可能性もあった」

「全体的には、レースをマネジメントするためにも、エンジンとタイヤを労わるのは正しいことだったと信じている」

Jonathan Noble

最終更新:2019/12/4(水) 12:04
motorsport.com 日本版

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