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コンパクトフルサイズミラーレス一眼「SIGMA fp」レビュー:足と心を軽くする、愛すべき特異点

2019/12/4(水) 19:00配信

ギズモード・ジャパン

「この画質」を、常備できるという喜び。

SIGMA fpとはどんなカメラなのでしょう。“フルサイズ機であること”以外をそぎ落とすことで生まれた、世界最小のフルサイズミラーレス一眼。必要な機能は拡張パーツで補うスタイルをとる一方で、ワンボタンでスチルモードとシネモードをシームレスに行き来。あのコンパクトボディの使い心地、持ち心地、そして生み出せる写真のことが、皆さん気になって仕方ないんでしょう? えぇ、えぇ。僕もです!

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数日、この素晴らしいフルサイズミラーレスカメラとランデヴーすることを許されたので、今回はSIGMA fpを小旅行に持ち出し、スチル撮影中心に使ってみました。

SIGMA fp

これは何?:SIGMAがおくる新発想フルサイズミラーレス

価格:場予想価格でボディ本体税込22万円、「SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary」キットで26万4000円

好きなところ:コンパクトさとフルサイズの両立。

好きじゃないところ: 意図をもって使わないと中途半端になりがち。バッテリー弱し

装備は、ボディバッグにSIGMA fp+45mm F2.8 DG DN | Contemporaryと、スマホやモバイルバッテリーなどを入れた街撮りスタイル。レンズ込みで重量約650gという、こんな軽率なノリでフルサイズを持っていけるんだもんなぁ。追加でハンドグリップ「SIGMA HAND GRIP HG-11」を装着しています。ストラップが編集部のミスで届かなかったんです…。

そういえば、SIGMA fpのサイトを見てみるとシブ目の写真が多いなーと思っていて。どうせなら何か明るいモノを撮ってみたいですねぇ。そうだ、海にいこう。

気軽で、濃厚

品川から京急本線、京急久里浜線に乗って三崎口駅にやって来ました。有名な城ヶ島公園ではなく漁港の方へ向かおうと歩いていたら、見事な大根畑が。デフォーカスの確認がてら撮ってみようと、ファインダーを見ることもなく(むしろ付いてないし)、気軽に一枚。気軽さに対して出てくる画が美味しすぎませんか。

遠くに富士山も見えました。ちょうど前日、初冠雪が確認されたそうで、絵に書いたような白い三角形が。

暗部がギリギリ残る露出で一枚。さすがに日差しの強いところではファインダーが欲しくなりますが、コンデジ感覚で動かせる構図の自由度は、ノーファインダーの良いところ。心の中ではGRと比較してますが、構えたくなるようなシーンはほぼ同じですね。ただ、重さの違いがやっぱり大きい。

じゃあその重さってのは、この濃密な画とトレードオフで考えたらどうなのか。えぇ、安すぎです。静謐を切り取れるカメラは良いカメラ、某カメラレビューサイトが言ってた(気がする)。

道中を楽しみつつ三崎港に到着。漁港っぽい構図じゃない?

漁港らしくぬこ様とエンカウント。AF速度は爆速とは言わずとも、猫撮りには申し分ないレベルかなと。秒18コマの連写性能も、こういう時の歩留まりの高さに貢献してくれます。

最短焦点距離近くで。手前の泡のボケ感、美味しそうじゃあないですか。最短あたりになると手ブレのなさが気になってくるので、RAWではなくjpgにして電子手ブレを入れると良いかもしれません(RAWでは電子手ブレが使えない)。

今回撮った中で一番好きな写真はこれですね。空気感が残せた気がして、改めて良いカメラだなと震えました。

200枚くらい撮ったところでバッテリーが危うくなってきたので、モバイルバッテリーからType-C経由で充電しつつ、駅へ戻りました。SIGMA fpを丸一日使うなら、予備バッテリーかモバイルバッテリーは必須でしょう。専用バッテリー「BP-51」はAmazonだと2,000円くらいなのでね。

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最終更新:2019/12/4(水) 19:00
ギズモード・ジャパン

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