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奇抜なアイデアを連発するキングスの共同オーナー「正しい方向へ導きたいだけ」

2019/12/4(水) 18:05配信

バスケット・カウント

ロッカールームの外でフリースローを練習? 

写真=Getty Images



キングスは開幕5連敗と悲観的なスタートを切ったものの、11月には7勝6敗と踏み止まった。ここまで8勝11敗と勝率5割を切っているが、エースのバディ・ヒールドを中心に、ディアロン・フォックス、ネマニャ・ビエリツァ、ボグダン・ボグダノビッチにハリソン・バーンズとタレントは揃っており、ここからの巻き返しが期待される。

キングスが最後にプレーオフに進出したのは2005-06シーズン。勝ち越したのもそのシーズンが最後で、長らく低迷が続いている。キングスの共同オーナー、ヴィヴェク・ラナディベは、今シーズンこそ負の連鎖を断ち切る時だと感じている。

そのラナディベはシリコンバレーの起業家であり、バスケットボールにイノベーションを起こそうとしている。かつては4人で守り、1人を相手ゴール下で待たせる『4-on-5』ディフェンスをチームに導入しようとした。

ラナディベの画期的なアイデアは戦術だけに留まらない。今回はチームのフリースロー成功率の低さを改善しようと、ロッカールームを出たところにゴールを設置させた。フリースローは感覚が大事であり、試合中であってもシュートタッチを試せるように、との考えだ。

だが、これは選手へのリスペクトを欠く行為で、優れた選手が契約を結んでくれなくなると周囲が説得し、ゴールは撤去されることに。

それでも、ラナディベがチームの再建を願う気持ちは真剣そのものだ。『New York Times』の取材に対し、「私は自分をオーナーだとは思っていない。一時的にチームの舵取りを任されているだけで、このチームはファンの、地域の、メディアのもの。私はただチームを正しい方向へ導こうとしているだけなんだ」と答えている。

彼の熱意はチームの後押しとなるか。ブレイザーズ、スパーズ、マーベリックス、ロケッツと強豪との対戦が続くこの1週間が、若いチームにとっては力を試される場となる。

バスケット・カウント

最終更新:2019/12/4(水) 18:05
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